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ボクシングの試合

私のボクシングの観戦がとても好きです。しかし見てると危険を感じるときがあります。この際、私は男女のプロアマ関係なくヘッドギアの着用を義務付けしたほうがいいと思いますが、しないのはなぜなんでしょうか。

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  • xiansui
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回答No.1

プロは見せ物としてスタートしているからでしょうね。 あくまで見せ物なので、見栄え重視、観客がエキサイトする状況になりやすいようなルールになっています。 (プロボクサー用のグローブのオンスが軽いのも、そのためで、グローブは重いほどパンチのスピードが遅くなり、クッション性も向上するので、相手に与えるダメージも小さくなります。つまり軽いグローブを使うのはKOを増やすためです) ヘッドギアを着けることで明らかにKOは減ります。 また、表情やダメージも見えにくいですから、プロの興行としては成り立たないでしょうね。 ちなみに、アマチュアボクシングを統括する国際機関である国際アマチュアボクシング協会(AIBA)が新しく定めた規定によると、6月1日から、国際試合で戦う男性のアマチュア精鋭ボクサーたちは、試合でヘッドギアの着用がもはや認められなくなります。 対戦相手の体に接触するスポーツでの脳震とうや頭部外傷は、数十年にわたって懸念要因となってきました。 (アメリカンフットボールの選手の間で、慢性外傷脳症と呼ばれる、認知症のような状況に関連している可能性があるとの証拠がますます多く見られるなか、こうしたリスクに対する調査が広がっています) ヘルメットやヘッドギアの着用を止めることは、脳外傷を減らすために直観的には矛盾したやり方のように思えるものの、選手たちが保護されていると感じなければ、頭を武器として使用したり、今までほど強くぶつけたりしないのではないか?という考え方に基づき、協議されてきました。 (ボクシングの場合は、殴打を回避しようと横を見るのがヘッドギアのせいで一段と難しくなる上、頭部がより大きな ターゲットとなるという見方も存在します) 今回の変更を後押しするような調査はそれほど多くないのですが、まだ発表されていない新たなデータでは、男性のアマチュア精鋭ボクサーのボクシングでのヘッドギアの非着用によって脳震とうの事例が減ることが示唆されていると、AIBAの医療委員会のチャールズ・バトラー委員長が明らかにしました。 (同氏は元心臓外科医で、リングサイドの医師でもあり、今回の提言の基礎となった研究の陣頭指揮を執りました) バトラー医師によると、女性や若い選手たちは、試合相手に脳震とうを起こさせるほどの力強さがない場合が多いことから、女性や若い選手の場合には脳震とうはそれほど問題とならず、切り傷を防ぐために引き続き、ヘッドギアを着用すべきだ、との事です。 (ただヘッドギアの非着用は、IOCではまだ認可されていませんので、今の所は、オリンピックでは着用されるということになります)

noname#185000
質問者

お礼

わざわざ、詳しく返信してくれてありがとうございます。ためになりました。

noname#185000
質問者

補足

男子の防具なしは、プロとあまり変わりないように思えますが、改訂では男性は上半身は裸何でしょうか?