厳密には、プログラムの構成がどうなっているかで、分かれるように思えます。
プログラムの一部が、「リンク」されている場合、非常にグレーな部分があることをGNU自身がFAQで明言しているので、話がやっかいです。
今回の場合は、MySQLのクライアントモジュールがそれにあたります。
MySQLのクライアントモジュールを静的にリンクしている場合は、おそらく商用ライセンスが必要です。(ネイティブAPIを素直に利用すれば、LIBがリンクされてしまうはずです。)
(これに関しても、GNUのFAQでは、最終的には、裁判による判断が必要と述べています。V3だとGCC例外が適用できる余地があるのですが・・・残念ながらMySQLのライセンス適用は、V2のようです。)
動的リンクだと、どうも、微妙な話が残りそうな気配があります。グレーゾーンとしか読めない。
MySQLのクライアントモジュールを利用する場合でも、ODBC経由だと、アプリをGPLから切り離せそうな気配です。例えば、ODBCの設定で別のDBMSに差し替えてもアプリは利用可能となれば、GPLからは切り離せます。その場合、MySQLをクライアントのマシンにインストールする為の手間賃以外の物を請求しなければOKだと思われます。ちゃんとGPLライセンス条項もインストールしておきましょうね。完成文書にMySQLの公式ダウンロード先の明示があれば、紛れがなくて、おな良いかも。
この場合でも、MySQLの独自拡張の関数やSQL構文を利用しているとなると、若干の紛れが出そうな気配があります。多分大丈夫と思われますが。
MySQLのクライアントモジュールを一切使用せず、独自コードでMySQLサーバーにアクセスをかけているなら、別の単体プログラムとして、アプリをGPLから切り離せそうです。
ただし、これに関しては、プログラムとMySQLの関係の深さを問われると、微妙なところが残りますが。
お礼
ありがとうございます。 お礼が遅くなりすみません。 いただいた情報を参考にさせていただきました。
補足
ロジックとしては、VBからODBCで接続してopenrecordsetやらExecuteで実行するイメージです。 ただODBCの設定は、コンパネからの設定ではなく、モジュールでやろうかなと。 となると、限りなく黒に近いグレーになってしまうのでしょうか。 やっぱり、PostgreSQLにした方が安心かなと検討しています。