中国のSNS、QQですが。
ユーザーが4億人いるらしいです。
このシステムは、QQというチャットソフトを基本にして、
QQ= Skypeとおなじかんじ
QQ空間=ブログスペース
ウエイボ=ツイッター
実名朋友=フェイスブック
映視中心=Youtube
QQ音楽= 音楽
城市達人=出会い系
とか、とにかく、いま世界にあって、中国では遮断されているようなSNSサービスが全部含まれているんです。
そして、QQのチャットウインドウからすべてが連動。
で、その中の出会い、ですよね。
まず、チャットのQQは条件付きユーザー検索ができます。全ユーザーからの検索。
住んでいる場所、性別、年齢、出身地、とか、いろいろな条件で検索して、その人のプロフィールを見れます。
ブログスペースの写真集とかも、一般公開している人のなら見れます。
写真集はブックごとに権限設定できるから、スペースは公開して、写真集は一部だけ公開。なんていう人が多いですね。
そして、その人宛てに「友達請求」ができるわけ。
実名朋友 では友達の友達、という形で友達請求できます。
城市達人 は住んでいる都市を中心に据えた友達募集の場。 自己アピール、募集条件、とかを設定して、自動でマッチングする相手を見つけたり、誰かからとも友達請求を受けたりします。
さいごに、スマホ限定機能ですが、
QQの「付近的人」 、これもQQユーザーの条件付き検索ですが、GPS機能で、自分から何メートルの場所にいるかまで表示されます。 ナンパアイテムですね。
「微信」 うーーーーん、これはツイッターなんですが、ウエイボとちょっと違うんです。パーソナルな伝言板というか。たとえばQQのメールボックスの着信を教えてくれたり、音声の伝言サービスもあったり。 これにも付近の人のサーチ機能があります。
そして、漂流瓶、スマホをシャカシャカと振ると次々とランダムな相手を紹介してくれるなんていうお遊び機能もあり。
中国人は仕事の連絡でもQQを使うし、履歴書に書いてるし、自分の写真アルバムはすべてここに保存してある、自分の音楽は全部ここからオンラインで再生する、 みたいに生活の中心なんです。 QQはクラウドの神。(笑)
もちろん、ダマシが横行しているので、女性が男性と出会うとき慎重に吟味します。Q齢(何年間ユーザーしているか)とか、写真集に家族や田舎のおばあちゃんの写真があるとか、真実性を確かめるんですね。
実名朋友にはIDカードによる本人認証があります。
日本と違うのは、出会ったその日に映像チャットを女性側から請求してしまうんです。
つまり、それこそ、最低限プロフィールの性別や年齢が本当である、という最速の確認になるから。
応じない人はうそつきだから即ブラックリスト行き。みたいな感じ。
お礼
4億人とは知りませんでした。 私自身は中国で人気がありますので、返答をする場合に時間がかかるのではと心配しています。 その発現はどこから来るのか?と聞かれますと‥「予感的感じがする」だけであり、一般的には「過剰な思い込み」となると思います。 最後に回答を提供していただき、心より感謝しています。