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オペラに興味があります
少し以前から、オペラに興味があってマリア・カラスなんかは時々聞いていました。 「椿姫」「トスカ」などはカラスの2枚組のCDセットなどを持っていたのですが、 男性歌手のほうにも興味があって、堪能して聴いてみたいと思うように・・・・。 たとえば3大テノールの ブラシド・ドミンゴは「椿姫」や「ドン・ジョバンニ」「トリスタンとイゾルデ」「トスカ」で ルチアーノ・ハバロッティは「アイーダ」「トゥーランドット」で ホセ・カレーラスは「アンドレ・シェニエ」で聴きたいのですが、 何年に歌っていて相手役が誰の時のが一番いいか選ぶのに迷っています。 どなたか、オペラに詳しい方・・・アドヴァイスをお願いします。 またワーグナーなども、どの歌手のがベストか教えてください。 (オペラとしては有名すぎるものばかりで・・どうも)
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ドミンゴ 「椿姫」=カルロス・クライバー指揮のDGG盤。 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3-%E6%A4%BF%E5%A7%AB-%E5%85%A8%E6%9B%B2-%E3%82%B3%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%B9-%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%8A/dp/B00005FJCH/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1369179387&sr=8-2&keywords=%E3%83%89%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%80%80%E6%A4%BF%E5%A7%AB ヒロインのコトルバスが少々物足りませんが、クライバーの精緻きわまりない指揮が圧巻。ドミンゴも、この録音が一番若々しい。 「ドン・ジョヴァンニ」=若いころRCAでドン・オッターヴィオのアリアを録音したことはありますが、全曲録音はないはずです。 「トリスタンとイゾルデ」=パッパーノ指揮のEMI盤のみ。 http://tower.jp/item/1777537/WAGNER%EF%BC%9ATRISTAN-%EF%BC%86-ISOLDE-%EF%BC%9AANTONIO-PAPPANO%28cond%29-CGRO-PLACIDO-DOMINGO%28T%29-NINA-STEMME%28S%29-IAN-BOSTRIDGE%28T%29-ETC-%28%EF%BC%8BDVA%29 「トスカ」=ドミンゴ出演のCD, DVDは何種類もありますが、お勧めは断然下記。ヒロインの歌と指揮が他を圧倒しています。 http://tower.jp/item/2439013/Puccini%EF%BC%9A-Tosca----James-Levine%28cond%29,-Philharmonia-Orchestra,-Renata-Scotto%28S%29,-Placido-Domingo%28T%29,-etc%EF%BC%9C%E9%99%90%E5%AE%9A%E7%9B%A4%EF%BC%9E パヴァロッティ 「アイーダ」=下記は以前、DVDでも出ていたはずですが、カタログに見当たりませんでした。アムネリスがちょっと粗雑だが、ヴェルディを演じるスカラ座のオーケストラは無類に雄弁。 http://tower.jp/item/2956221/Verdi%EF%BC%9A-Aida 「トゥーランドット」=正規録音は下記のみのはずです。オールスター・キャストでパヴァロッティも絶好調。 http://www.hmv.co.jp/artist_%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%8B-1858-1924_000000000019573/item_%E6%AD%8C%E5%8A%87%E3%80%8E%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%8F-%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%BF-%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB-Sutherland%E3%83%91%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3-Caballe-Ghiaurov_79983 カレーラス 「アンドレア・シェニエ」=カレーラスの最高の当たり役とされたオペラですね。ハンガリーで録音されたCDもあるようですが、キャストもオーケストラ(スカラ座)も下記DVDの方が上でしょう。 http://tower.jp/item/2193229/Giordano%EF%BC%9A-Andrea-Chenier---jose-Carreras--Eva-Marton--Piero-Cappuccilli カップッチッリのジェラールが、バスティアニーニ以来の素晴らしい名演。 ワーグナー歌手としてはキルステン・フラグスタート、ビルギット・ニルソンらのソプラノ、ルネ・コロ、ヴォルフガング・ヴィントガッセンらのテノールが有名です。特にコロ主演の「タンホイザー」全曲(ショルティ指揮)は、聴き応えがあります。 なお、余談ですが、オペラ全曲盤を購入される場合は、なるべく1980年代までに録音された物を選ぶよう、お勧めします。オペラ録音はコストが非常に掛かるため90年代以後、採算がなかなか取れなくなり、各レコード会社は拙速のライヴ録音で済ますことが多くなりました。 新しい世代にもフローレス、ネトレプコなど、優れた歌手は少なくないのですが、彼らの録音はいずれも、時間にせかされて実力を出し切れないまま録音してしまったのがアリアリ。聴いていて気の毒になります。納得のいくまでテイクをくり返すことのできたマリア・カラスの時代こそが、オペラの黄金時代でした。