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残酷、暗い感じの作品を(小説で)教えてください
- 先日放送されたドラマ「家族ゲーム」に触発されて、残酷で暗い雰囲気の小説を探しています。一気にシリアスな展開になる作品や、始めから暗い作品、そしてキチガイ作品など、さまざまなジャンルをおすすめしていただけると嬉しいです。
- アニメやラノベしか読んだことがなく、参考になるかわかりませんが、好きな作品は「新世紀EVANGELION(EOE)Air/まごころを君に」「屍鬼」「うみねこのなく頃に」「エルフェンリート」「another」「新世界より」などです。また、ググった結果気になった作品もあります。「ドストエフスキー作品」「村上龍作品」「グロテスク」「ZOO」「貴志祐介作品」「魍魎の匣」「Sキング?作品」「屍鬼(原作)」「乱歩 「芋虫」」などです。
- ただし、キチガイ作品には耐性がないので、ユルいものをおすすめしてください。また、終わらない夏休みや少女椿といった作品は見たくないので、ジャンルが3に該当する作品を教えていただけるとありがたいです。
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夏目漱石作『こころ』『行人』。車谷長吉作『赤目四十八瀧心中未遂』。ラディゲ作『肉体の悪魔』。スタインベック作『ハツカネズミと人間』。フォークナー作『サンクチュアリ』。ジェーン・ブロンテ作「嵐が丘』。遠藤周作作『沈黙』。吉村昭作『ニコライ遭難』。池井戸潤作『空飛ぶタイヤ』。石田衣良作『うつくしい子ども』。川端康成作『十六歳の春』。有吉佐和子作『複合汚染』。吉村昭作『羆嵐』。吉田修一作『flowers』。丸山健二作『夏の流れ』。中上健二作『枯木灘』。金原ひとみ作『蛇にピアス』。S.モーム作『人間の絆』『雨』。多島斗志之作『少年たちのおだやかな日常』。トランボー作『ジョニーは戦場に行った』。菊池寛作『入れ札』。阿部公房作『箱男』。伊藤計劃作『The Indifference Egine』。 伊藤計劃こそ、いつ読むの?、今でしょ!という感じ。
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- Siegrune
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2. ・ネビル・シュート「渚にて -人類最後の日-」 欝になるかどうかまではわかりませんが、まあ、しょっぱなから暗い話です。 ずいぶん昔に映画化されています。 1.だったか2.だったか忘れました。 ・J・G・バラード「沈んだ世界」「永遠へのパスポート」 どちらも読了後にげっそりするようなエンドだった覚えがあります。 (こちらのほうは、私自身、好きではないので、ずいぶん前に読んだ時の記憶だけ。 そのため、多少あやふやですが。) ## SFであげてみました。 ## ドストエフスキーなら、他の作品よりはわかりやすい「罪と罰」を ## 最初に読んでみることをお薦めします。
お礼
sfですね。 大抵sfって鬱っぽいエンド多そうですね。 sfは好きなジャンルなのでお勧めしてくださってありがとうございます。 罪と罰って有名ですよね。最初に読んで見たいと思います。
- mira037-2609
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「GOTH」はいかがでしょう。 「失はれる物語」「ZOO」と同じ作者の、乙一さんの作品です。 猟奇的な殺人事件に興味を持つ、「僕」と森野夜の2人の高校生が、 さまざまな事件に首をつっこんでいきます。 あと、 わたしはあまり読んだことがないのですが、山田悠介さんの作品は2に該当するのでは、と思います。
お礼
回答ありがとうございます。乙一さんの作品なら読んでみても、面白そうですね。 回答の中にあった山田悠介さんの作品ですが、どうも文章的に稚拙、とネット上で批判されています。 最近は少しは直ってはきていると聞きましたが・・・。 まぁ、あらすじから見ると2に該当する感じですが、あれだけ知名度が高くて、万人受けするような作品は それほど暗くない気がします。(こんなこと言うと今のエヴァも当てはまりますが。) 「GOTH」は候補に入れときます。
- gohara_gohara
- ベストアンサー率37% (573/1517)
米沢穂信さんの『ボトルネック』。 恋人を弔うために、東尋坊へときていた主人公が、不意に、生まれてこなかった姉の生まれているパラレルワールドへ、という物語。全体的には明るい雰囲気なのですが、物語の結末は、この上なくヘビーな「1」に該当する物語だと思います。 奥田英朗さんの『最悪』。 町工場の社長、銀行の女性行員、不良少年。それぞれが、タイトルのとおり、「最悪」な状況へと追い込まれ、やがてひとつの犯罪を、という形でまとまっていく作品。「2」に近いかな、と思います。 最終的に、多少、スカッとする部分はありますが、読了中はかなりどんよりとした気分になります。 同じ奥田さんの『邪魔』『無理』なども近いと思います。 貫井徳郎さんの『乱反射』。 物語冒頭、多くの人々の行動によって、幼い命が失われた、ということが提示され、その後は、ひたすらに多くの人々の、ちょっとしたエゴが語られていく……。ただでさえ、結末が見えているのに、それぞれの人々のエゴが見えるので、かなり鬱々とした気分になります。「2」に該当すると思います。 同様に、同じ貫井さんの『灰色の虹』も、序盤に、無実の青年が誤認逮捕される、というところからはじまって法曹関係者のエゴ丸出しの章が続いて欝になります。そして、その上での最終章はキツいです。 ほかに、『『愚行録』などもひどいです。
お礼
回答ありがとうございます。 米沢穂信の作品は古典部シリーズしか知らなかったので 『ボトルネック』という作品があったことの驚きです。 貫井徳郎さんの『乱反射』ですが面白そうですね。 両作品とも読んでみたいです
お礼
沢山あげてもらい、助かります。「沈黙」、気になりますね。 伊藤計劃という方の作品は是非読ませていただきます。