こんにちは。宮古市出身者です。
前のご質問も拝見させていただきましたが、
被災地(復興地)を巡るには良いコースだと思います。
>土地勘がないもので
>たどり着けるか心配
少し距離はありますが何も心配なさる事ないです。
まず、松島発との事ですが石巻、女川方面は行かれますか?
石巻女川も相当な被害を受けてはいますが、少しは復興しているように感じられます。
しかし牡鹿半島の各小さな港町、浜はまだまだ復興とは縁遠いといった感じで、
大川小学校や長面地区含めぜひ巡っていただきたい場所なのですが、
女川、牡鹿半島方面に向かってしまうとかなり遠回りになってしまうので、
ここでは参考までにという事にしておきます。
さて、松島から宮古市田老までのルートはR45をひたすら北上すればいい事なのですが、
今回は移動だけが目的ではなく復興地を巡りたいとの事ですので
少し要点を挙げてみる事にします。
まず松島を出発なされたら最寄のICから三陸道に乗ってください。
(鳴瀬奥松島ICまでは有料、その先、登米東和ICまでは無料)
気仙沼方面に向かうにあたり、ナビや道路標識は登米東和IC下車となるはずですが、
ふたつ手前の桃生津山ICで下りR45へ向かわれてください。
そのほうが南三陸町(旧志津川町)まで近いですし、R45に出てすぐ道の駅もあります。
右手に海を観ながら気仙沼を目指します。
気仙沼にはR45バイパスがありますので、街を巡るのでしたら県道26にて
気仙沼市街地方面へ。スルーならそのままバイパスを北上します。
岩手県に入り、まずは陸前高田市。海の方向を見れば一本松はすぐ目に入るはずです。
側まで車では行けないので、国道沿いの空き地や道の駅跡地に停めてから行く事になりますが、
当日の現地状況により駐車禁止になっていたりするかもしれないので、
他車の動きや看板等に注意してください。
陸前高田を過ぎ三陸道(無料区間)に乗りトンネルを抜ければ道の駅があります。
ここから先釜石まではカーブと登り下りの繰り返しです。
釜石を過ぎたら次は大槌町、山田町となる訳ですが、
ここでもバイパス(将来的には三陸道ですが暫定無料)区間があるので気仙沼同様、
巡るなら市街地方面へ。スルーならバイパス移動という事になります。
宮古市に入ると市街地手前で左折「宮古道路」との標識がありますが、
この道路は盛岡方面(R106)に向かってしまうので無視にてR45を北上してください。
市役所前を通過後、愛宕交差点左折にて田老へ向かう事になりますが、
もしお時間に余裕があるようでしたら交差点直進にて浄土ヶ浜へ立ち寄られてはどうでしょう。
一艘だけ被害を免れた遊覧船が周航しており、海の上から被害状況等を説明しているようです。
田老に着きましたらぜひ防波堤の上を歩いてみてください。
後、たろう観光ホテルにて非公開の津波映像を来館者のみに視聴させているようなのですが、
素材が盗難にあったとかで今はどうなのか・・・ 曖昧情報ですみません。
通常の移動で6時間程。気仙沼周辺で若干交通量が増えると思いますが、
他は渋滞なしで移動出来るでしょう。
同じ様な更地の光景ばかりで田老に着く頃には飽きてしまうかもですが、
自然の景勝地は残っています。
お時間が許すのであれば景勝地も織り交ぜながらの移動も良いかと思います。
地図等で確認なされてみてください。
・・・と、まだまだ沢山挙げたい事があるのですが、長くなって(既に長文ですが)
しまうのでこの辺にしておきます。収拾が付かない感の説明で申し訳ありません。
では、良いご旅行を。。。
お礼
ありがとうございます とてもよくわかりました 安心して、行ってきます