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ほんとうの異文化理解・国際理解・多様性の包摂

ある日本人で,在日コリアンの人々のことをよく知る,大学の先生とお話をしたときのことです。 日本人のなかには,「在日コリアンと仲良くなろうぜ」と言いつつも,やることといえば,「一緒に焼肉食って,マッコリ飲んで,KPOPをカラオケで熱唱するだけ!」ということを,その先生はわたしに教えてくださったのですが,わたしは,このような「やり方」に,「疑問」を持っています。そういう日本人は,麻布にある韓人資料館などに足を運ぶべきだと,わたしは考えます。わたしはそこに一度,行く機会を得て,そのときに,資料館の方に,なぜ,「韓人」という<言葉>を使ったかという「事情」を知る機会を得たのですが,「非常に良い勉強」になりました。 仲良くなりたい,つまり,「他者の理解」をするわけですから,「飲み食い」だけで,ほんとうに実践できるのでしょうか? まさか,「飲み食い」や,「カラオケでどんちゃん騒ぎ」を<演出>することで,<国際理解>を「アピール」することができるのだと,そのような「勘違い」をしている人々が,日本社会にはいるのでしょうか? そのように考えたところ,数日後にわたしはオーストラリア人で日本史研究者のテッサ・モーリス‐スズキの著書を読む機会を得ました。彼女は「上っ面だけの多文化化」という考え方を用いて,現代の日本社会を「厳しく批判」していますが,彼女の指摘するところの「上っ面だけの多文化化」とは,わたしが前に挙げた,「飲み食い」と,「カラオケでどんちゃん騒ぎ」という<演出>そのものであると,わたしは考えました。 わたし自身は台湾系日本人ですが,このような「事情」は,なにも在日コリアン事情のみならず,在日台湾人事情においても,あてはまると考えました。なぜならば,日台交流をうたった「オフ会」ならぬ,「飲み食い」と,「カラオケでどんちゃん騒ぎ」という<演出>が,行われているからです。何回か,わたしはそのような場に足を運ぶ機会を得ましたが,一緒に語学を学ぶことを実践する人々がいる一方で,「飲み食い」と,「どんちゃん騒ぎ」目的で参加しようとしている人々がいるほか,主催者に「事情」を聞いたところ,「ナンパ目的」の人々も,過去にはいたとのこと。これは,ほんとうの意味での「国際理解」なのでしょうか? 真剣に語学を勉強したいという日本人,台湾人と語りたいという日本人がいる一方で,「不健康な目的」で台湾人と<交流>しようとする日本人のプリゼンスは,台湾系日本人であるわたし自身にとっては,非常に「悲しいこと」です。

みんなの回答

  • mekuriya
  • ベストアンサー率27% (1118/4052)
回答No.3

片腹痛い。「上っ面だけの多文化化」なのは質問者さんにも当てはまる。 ひとつエピソードを紹介しよう。1936年のベルリン・オリンピックの男子マラソンでアジア人初の金メダルを獲得したのが朝鮮半島出身の孫基禎選手だ。同じく銅メダルを獲得したのが南昇竜選手だ。2人とも日韓併合時代に生まれ、才能を見出されて、見事にオリンピックという国際大会で開花させたのだ。2人とも明治大学に入学し、戦後は韓国に戻って韓国陸上界を指導的立場で牽引したというキャリアが共通している。当時も今も日本人選手枠は3人です。その内、2人が朝鮮半島出身で2人ともメダルを獲得した。 このエピソードを知っていれば、当時の日本は本土出身者も朝鮮半島出身も適材適所に活躍の場を与えるという公平な態度で接していたことが分かります。 ではなぜ、いわゆる在日コリアンという人たちは孫基禎や南昇竜のように戦後、韓国あるいは北朝鮮に帰国しなかったのか。そういう疑問を持たない人には脳みそがない。 そもそも日本人には脳みそがない。欧州では天動説地動説論争があったが、日本は誰ひとりとして地動説を唱える人がいなかった。日本人は昔から月見て一杯、花見で一杯というだけで、誰ひとりとして天文学になど興味を持たなかったからです。日本人は江戸時代になっても「菜の花や月は東に日は西に」というだけ。日本人にとって天体は鑑賞の対象にしかならなかった。日本人が「菜の花や月は東に日は西に」なんて詠んでいる時には西洋人は既に万有引力の法則を発見し、どんどん自然科学を発展させていました。 日本は全く科学が存在しなかった。誰も疑問に思わないからです。日本人が思うことは、ああ綺麗だな、月を見ながら酒を飲んだらおいしいだろうなということだけ。 韓人資料館?それもひとつの歴史かも知れません。しかし目に見えるものはどんな馬鹿にでも見えるのです。 しかし知恵とは目に見えないことに気づくことです。どこにも文書化されていないことを自分で仮説を立てて、検証する。それが科学的手法です。まさしくコペルニクスもガリレオもニュートンも、そうして科学に業績を残した。 質問者さんは余りにも浅すぎる。まさに日本人の鏡だ。与えられたものを疑わずに何でも信じこんでしまう。

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回答No.2

大筋においてNo1様に同意します。 質問者様は、No1様の「ご質問は何でしょうか?」という疑問に全く答えていないように思います。 それとも、「外国人である自分の事をわかってくれない」ことの同情を求めているだけなのでしょうか。 だとしたら、規約違反です。 それに、「ほんとうの異文化理解・国際理解・多様性の包摂」とか、難しい言葉でもっともらしい綺麗事を言っていますが、 そもそも、日本人が、日本人でもない「自分の都合で日本にいる事になったに過ぎない外国人」の様々な事情やら内面やらを、苦労して勉強し理解する必要があるのでしょうか? 私は、日本は地域社会と共存して日本の文化や習慣を尊重してする限りにおいては、外国人に対する差別はないと思っていますし(少なくとも他の国よりは)、それで十分だと思います。 そして、外国人がそれ以上を要求すること自体が間違いだとも思っています。 >ほんとうの意味での「国際理解」なのでしょうか? 回答:違うと思いますが、そもそもそのようなレベルの交流で「国際理解」の必要があるとは思いません。 (それ以前に、質問者様の仰る「国際理解」の内容が不明です。) 個人レベルの信頼関係を結ぶ以前に、それらを知るべき必要もありませんし、そうなった場合は尚更その必要はないと思います。 以上から、質問者様の考えは、【自意識過剰のかまってちゃん】 でしかなく、その理解とやらを日本人に要求するのは傲慢でさえあると思います。 欧州で旧植民地からの移民が入り込んでいますが、現地の欧州人は、政策で移民が来るのは勝手だが、住民が彼らを理解する努力をする必要などないと思っています。(私もそう思います) それから「麻布にある韓人資料館」では、↓の韓国や在日韓国人の事については展示しているのでしょうか。 李氏朝鮮は、建国当時から中国の属国(明、清)でした。 それを日本が日清戦争に勝って、清国から独立させましたが、大韓帝国(独立後の朝鮮名)は自力で国家の運営ができず、国家を破綻させてしまいました。 朝鮮は日本に併合による救済を求め、1910年に日本は朝鮮を併合しました。 (これは侵略でも植民地にしたのでもありません) 当時の朝鮮は世界でも最貧国で、日本には併合するメリットなど全くありませんでした。 しかし、放置してロシアに併合された場合、次は日本が危険に晒されるので、日本は併合を決定します。 世界はこの併合を両国の合意に基づく平和的なものだと評価していますし、当時の朝鮮人も列強の一等国である日本人になれたことを喜んでいました。 日本は併合後の朝鮮を差別せず、インフラを整備し、教育を普及させ、農業指導をして食料を増産し、朝鮮人の暮らしを豊かにしました。(強制連行や、従軍慰安婦や、創氏改名の強制は、事実ではありません。) これらは、当時の外国からも評価されています。 日本に「在日」が多数住んでいる理由は以下の理由によります。 前述の併合に拠って日本と朝鮮はひとつの国になったので、日本に多くの朝鮮人が出稼ぎに来ました。 在日のルーツは、そのような戦前戦中に出稼に来た人が終戦後も自分の意志で日本に居残ったのと、朝鮮戦争時の密航者です。 強制連行は事実ではありません。 ↑のように、日本が公平に扱ったにも関わらず、終戦で日本の法律が適用できなくなった時に、彼らは日本中で多くの犯罪を犯しています。(動画参照) 日本の高齢者に彼らを嫌う人が多いのは、これらが理由です。 現在の在日は、過去のこれらの行為を謝罪するどころか認めてさえいません。 それどころか、自分達は戦中の強制連行によって日本に連れて来られた被害者なので、日本人以上に優遇されるのは当然であり、それらを認めないのは差別であると主張しています。 その彼らが差別であると主張している内容ですが、法的な権利については、他国でも外国人には認められていないものです。 私は、全ての在日が悪人とは思っていませんが、反日である在日が非常に多いのは確かです。 その為に、日本に帰化しようとせず、なかなか在日の人口が減りません。 世界では、移民の2世3世は移住先の国籍を取得するのが当たり前です。 彼等にとっては、育った国が母国であり親の母国は既に外国だからです。 ところが、日本の在日コリアンは、↑の理由から、日本を嫌い帰化を拒否しています。 親の母国にも帰らず、現在住んでいる国を憎み、それでいて日本人と同じ権利を要求するというのは、世界の移民の常識から見ても、異常です。 更に、これらの理由から、彼ら在日は日本に住んでいながら、日本の社会に溶け込まず、自分達独自の社会や組織を作っています。 その為に就職が難しく、在日の犯罪率や生活保護受給率、犯罪率は日本人よりかなり高くなっています。 ↓は法務省による服役中の受刑者の資料です。 http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001055960 ↑の08-00-49の「新受刑者中暴力団加入者の国籍」では、総数3,265人の中で、韓国人は63人(総数の約2.3%)です。 これは、日本の総人口の0.5%以下(約60万人)の在日コリアンが、服役している暴力団員の2.3%を占めていることになります。 ↑から服役していない、在日コリアンの暴力団構成員や、その予備軍はどのように考えるべきでしょうか。 ところで、質問者様は台湾人と仰る割には、韓国の話題が多いように思います。 私は、↓の理由から、台湾人は韓国人を嫌っていると思っていました。 台湾は中国との問題から世界から国家と認められる(国交がある)ことを望んでいました。 韓国はそのような台湾の弱い立場に付け込んで、国交の継続を条件に品質の悪い自動車を売りつけています。 しかも、その直後に約束を破って一方的に断交した上に、接収した在韓台湾大使館を中国に与えるという事を平然と行っています。 その為に台湾人は韓国人を非常に嫌っています。 (元々、韓国人は世界中で嫌われているので、それだけが原因ではありませんが) 「麻布にある韓人資料館」の件といい、質問者様は本当に台湾人なのでしょうか?

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  • ucok
  • ベストアンサー率37% (4288/11421)
回答No.1

ご質問は何でしょうか? いずれにしても、「飲み食いだけ」も「資料館見学だけ」もどちらも問題です。 ただ、何も知らない日本人が、いきなり資料館を見に行けば、韓国人が遠い存在に見えてしまう可能性があります。下手をすると、韓国人を、自分たちとは違う、かわいそうな被差別民だと思ってしまうかもしれません。でも、韓国人だって、普通に飲み食いするし、ナンパもしたり断ったりします。 外国人に限らず、他者のことを知りたいと思った時、多くの人は、まず酒や食事を一緒に囲むのではないでしょうか。そこで意気投合すれば、自ずと相手に興味がわき、うまくすれば、相手を好きになります。好きになって、いろいろなことを話すようになって初めて、互いの複雑な過去や悩める現在について語り合ったりすることは少なくないのではないでしょうか。そして相手が在日コリアンであれば、その歴史に興味を持つかもしれません。

noname#181693
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 まず,第一点として,わたし自身がマイノリティであるため,異文化理解や国際理解にたいする「アウェアネス」は,他の人と比較すると,高い傾向にあると,わたしは考えます。 わたし自身が「問題点」として挙げたいことは,いわゆる「ノミニケーション」ばかりが先行してしまい,ほんとうのいみでの「他者の理解」がおろそかにされている,そういう「危惧感」があることです。だからこそ,「ノミニケーション」だけではなく,歴史理解に向けたアクションも実践してほしいのです。 質問内容がわかりにくかったのですが,どのようなことをすれば,ほんとうの意味での「異文化理解」,「他者の理解」が実践できるか,ということです。 確かに,いきなり「歴史」をぶつけてしまうと,他者の理解ができなくなってしまう場合があります。まるで,カゼの患者にヴァンコマイシンを処方するようなものでもあります。その点においては,良いアドバイスであるとおもいます。ありがとうございます。

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