- ベストアンサー
バッテリー液が減らない?
最近、車に乗り始めたメカには疎い者です。 バッテリーのメンテナンスぐらいはと思い液の量を点検しています。しかし2年が経った今も液が減っていません。 2年も減っていないってありえるでしょうか? それとも減っていないように見えている・・・つまり私の見方が悪いのでしょうか? ちなみに車は軽自動車、ノーマル、バッテリーもノーマル、走行距離は通勤と近所の買い物ぐらいです。
- みんなの回答 (14)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
バッテリーのメンテナンスを考えるのであれば、 比重計と充電器、そして精製水が必要です。 液の量が減少するのは、充放電(特に過充電)により、 バッテリー液の希硫酸が電気により酸素と水素がガスとなって放出されてしまった状態。 酸素と水素は元々は「水」。 減った場合は水を加えて量を補い復活させます。 バッテリー液は、電解液と言い濃硫酸と精製水の混合液である希硫酸。 重要なのは比率。比重計が無ければ比率は判断できない。 普通の車であれば、バッテリー液が減少することは少ないです。 バッテリー液が一番蒸発しやすいのは、 充電が満了するに近づくにつれガスが発生しやすくなります。 過充電したら間違いなくガスになって抜けていきます。 急速充電を行った場合もガスが発生しやすいです。 充電はゆっくりと行う方がバッテリーにやさしい。 通常使用で過充電になるようでは、 車のオルタネータで作られた電気が、 異常に高い電圧である場合が多いです。 普通はレギュレータで電圧を抑え、一定電圧が供給されます。 レギュレータがパンク(故障)している状態だとバッテリー液が減少しやすい。 バッテリー液だけ補充しても、過電圧が解消されないとバッテリーが劣化が進むだけ。 また、車の電装系なども壊す可能性があります。 原付バイクなどでブレーキランプは点灯するが、 スモールである尾灯が切れている状態は、 レギュレータがパンクして、 細い尾灯スモールランプが先に切れた状況を現しています。 レギュレータが故障していると、細い電球から徐々に切れていきます。 ひどくなると、前照灯まで切れます。 最悪はコンピュータを壊し走行不能になる場合も考えられます。 バッテリー液の補充も、開放型(上に補充口のキャップが付いている物)であれば、 補充できますが、 MF(メンテナンスフリー)や密閉型のバッテリーは補充が行えませんので、 バッテリー液が減ったら、バッテリー自体の交換となります。 充電方法も開放型は結構ラフに充電できますが、 MFバッテリーの場合、 開放型充電器で充電するとバッテリー液が減少して使い物にならなくなる場合があります。 充電時間も7時間~12時間の長時間ゆっくりと充電することが必要です。 市販の充電器を購入される場合はそこら辺を理解してからご購入ください。