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市松人形の着物について
市松人形の着物を制作しようと思い本を購入しました。 そこで質問ですが、長じゅばんと下着の違いは何ですか? 長じゅばんとは何の役割があるのですか? 下着も肌に直接付けず、長じゅばんと着物の間に着るものだし、柄付きが多くオシャレです。 長じゅばんも衿しか見えないのに、かなりオシャレな柄を用いています。 それぞれ使用する生地や柄に決まりなどありますか? 宜しくお願いします。
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- ka28mi
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着物の本を購入なさったのか、人形の本を購入なさったのか、それによって違いが出てくると思います。 長襦袢は、元々は「中着」だったものです。 スーツのインに着るシャツやカットソーと受け取られると、近いと思います。 着物の裾さばきを良くする意味や、汗とり、お洒落といった意味があります。 実際に着た場合には、袖の振りからチラリ、歩いた時に裾が翻るとチラリと見えます。 ちなみに衿が見えますが、これは長襦袢とは言いません。長襦袢に半襟という別の布を縫い付けるのです。 今の着物は絹ですし、昔の人は着物は1、2枚しか持っていませんから、そうそう洗いません。でも衿って汚れますよね。 半襟だと、そこだけ取り外して洗えるのです。 >下着も肌に直接付けず、長じゅばんと着物の間に着るもの 下着(肌襦袢、腰巻、裾除け)であれば、肌に直接付けるものです。 人形用の本を購入なさったのであれば、昔の襲の着方で載っているのかもしれませんね。この場合は、単なる防寒とお洒落です。 長着と呼ぶのですが、いわゆる着物を2枚3枚と重ねて着ることで、豪華に美しく見せます。昔の絹は、今の絹に比べて薄かったので、防寒の役目もあります。 元々で言うなら、十二単から始まっているもので、大奥など江戸時代のトップ階級の女性の打ち掛けなどに引き継がれました。 現在は、留袖の比翼だとか、着物の重ね衿なんかに、名残があります。 人形に着せる場合は、長襦袢や襲を別々に作ってしまうと、かさばって着せにくくなるため、見える部分だけを取り付けて、実際には1枚にすることも多いそうです。 >使用する生地や柄に決まりなどありますか? あると言えばありますし、ないと言えばありません。 実際に着る場合は、フォーマルか否かで変わってきます。 フォーマルは基本的に白で、刺繍が許される程度です。 カジュアルだと、なんでもありです。 長襦袢は、すべりの良い生地であれば、なんでもかまいません。実際問題は、上に着るものと合わせ、絹が基本で、夏向けの麻がある程度です。 柄については、意味のある紋様もあれば、単純にキレイを求めた柄もあります。 意味のある紋様の一部については、下のサイトなどをご覧ください。「着物 紋様」で検索なさっても色々とあると思います。 http://www.kanaiya.co.jp/mame/08-03.gara.htm 人形の場合、人形師さんなどによっては、「お約束」があるかもしれません。
お礼
ご回答有難うございました。 購入したのは人形の本です。 オシャレだと思えばいいのですね^^