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雛人形の並び順について
多くの雛人形といえば、上の段から お内裏様 三人官女 五人囃子 右大臣・左大臣 仕丁 という順に飾られていますが、この上からの順番には何か意味があるのでしょうか? 右大臣・左大臣など、五人囃子より確実に身分は上のはずなのに、何故こんなに下の段に飾られているのでしょうか。 もしかして、部屋(?)の中での位置関係がそのまま段になっているのでしょうか? 一番奥にお内裏様がいて、お世話をする三人官女がいて、その手前に五人囃子が並び、外で右大臣・左大臣が控えている…と。 これは私の推測ですので、どなたか正しい解答をよろしくお願い致します。
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こんにちは 当方の雛人形は明治のものですが、大臣は一番上の段、御殿の両隣です。そう聞き伝えてきています。 また、昭和30年ごろに人形店でもらったという「雛人形の飾りかた」という印刷物が今もあるのですが、そのプリントでも、大臣は上の方です。 (あれは本当は「大臣」じゃないらしい。♪赤いお顔の右大臣と言う歌詞で大臣になってしまったというのを読みました) もともと雛人形は内裏のみだったのですが、何百年もかけて人形メーカーがいろいろな「オプション」を考案し、その中で人気のあった「官女」や「囃子」などが、今に残っているのだそうです。 ですから、宮中を模していると言いながら、かなりアバウトなものなんですね。 五人囃子だって、これも雅楽の楽人でなくてはおかしいはずなのが、ほとんどの場合能楽ですし、正確さと言う点でいえば、古今雛自体、衣装がすごく適当です。 そんな感じで、飾り順もかなりアバウト。「ただ一つの正答」はないみたいです。
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- Vegas
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私も興味あります(タイムリーですしね)。で、ちょっと検索してみました 参考URLの、2サイトが読みやすかったかな (もう少し上下関係についての詳細が知りたいところですが・・・)
- 参考URL:
- http://www.sgm.co.jp/conts/club/juku/juku01.htm,http://www2.chokai.ne.jp/~assoonas/UC270.HTML
お礼
回答ありがとうございました。 やっぱりあの並び順は位を優先したものではなく、祭…というか、お祝の席を意識した並びであるようですね。 私も上下関係について、もう少し調べてみます。
お礼
言われてみると確かに、雛人形にはアバウトな点がみられますね。 雛人形には古い歴史がついているので、飾り順にも何か理由があるのではないかと思っていましたが、今回の回答で納得しました。 回答、有り難うございました!