こんばんは。
私も大学受験の入試で小論文が出たので経験があります。
「その人がどんな風に物事を捉えていて、どんな風に考えるのかを知りたいから」
大学で小論文をする理由がこれだそうです。
それを聞いて、わたしはそれをそのまま心がけるようにしていました。
「自分の考えを素直に書く。」をモットーにしました。
お題に対して、
自分はどう思ったのか、なぜそう思ったのか、それによって結論が出ますよね。
例えば、
【AくんとBさんの考え方のどちらが良いと思うか答えなさい】というお題だった場合、
自分は、どちらの考え方に共感したのか。
そして、なぜそう思ったのか。
その理由を、素直に書いて行けばいいのです。
『起承転結』で書くとよいというのが、小論文の基本です。
『起』
ようするに、“つかみ”の部分です。
自分は、こちらの考え方に共感しました。
…という風に、まず軽く結論を言ってしまうのも手ですwww
『承』
自分が主張したいことを、
なぜ、そう思ったのかの理由を具体的な事柄を例題に出して説明する部分です。
例えば、自分の経験談や身の回りで起きたこと、もしく世間でニュースになっているような問題を例に挙げて、
こんなことがあり、こんな風に感じたので、そういったことからこう思いましたと書けば良いですね。
『転』
字のごとく、「一転させる」部分です。
わたしはAの立場で考えてますが、逆に、Bの立場で考えるとこういった面では良いとも思えます。
…という風に、違う角度で物事を考えてみて、その場合のメリット・デメリットを挙げて、
自分の視野の広さをアピールしておくというわけです(笑)
『結』
結論を書く部分です。
『承』と『転』を述べ、どちらの考えも尊重して考えてみたが、
わたしはやはりこう思いますというかたちで文章を結びます。
わたしが、出された小論文は、
自分とは違った意見を肯定的に述べなければならないという面倒なパターンだった上、
お題の文章自体が難しくて何を言ってるかを理解しにくかったのでかなり苦労しましたが…^^;
「えぇ!?」と思っても、
お題のどこか一部でも良いので理解できる箇所を見つけ、
そこをひたすら自分の経験談などを書いて文を伸ばして無理矢理結論づけることもできますから、
あきらめず書いて欲しいですwww
大事なのは、“ウソを書かない”ということです。
格好つけて、なるべく難しい言葉をチョイスして書こうとしたりして
間違った使い方をすることもあります。
大学側に媚びようとして、
行ったことも無いのに、さぞ行ったかのような経験談を書くと、
そこをつっこまれて面接されて、墓穴をほることもあります。
(↑どちも後輩がしでかした失敗実話です…+×+;)
自分を良く見せようと無理するのではなく、
あくまでも、今の自分の素直な意見をしっかり理由づけて述べてください。
でも、最低限の漢字はしっかり使って書きましょうwww
~対策~
まず、自分の受ける大学の過去問を徹底的に行なうことです。
学校によって特徴が異なります。
よく出るパターンを知っておくことも大事です。
それから時間を計って書かなきゃダメ。
時間内に書き切れなきゃ意味が無い。
実際書いてみたら時間が足りなかったということも多いです。
しかも、汚い字で読めなかったらこれもアウトですから。
とにかく過去問で実践練習するのが良いと思います。
そして、それを国語の先生に見せて添削してもらうこと。
どういった点を直せば良いのか、確実にわかります。
高校の先生はその専門教科のプロですからね。
ありがたく利用させてもらうのが一番です^u^
長くなって申し訳ありません。
少しでもご参考になれば幸いです。
良い結果がでますように…☆彡
お礼
丁寧な回答本当にありがとうございます。 受験する大学の過去問は一切公表されていないので 出題傾向を見れないのが残念です。 しかし、長文で丁寧に答えていただきとても勉強になります。 何回も読み返して「起承転結」を小論文に活かせるように 受験までたくさん練習しておきます。