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キャンプ中の休日
注目のルーキーらがカメラの前で、キャンプ地の名所で休日の一時を過ごすアレです。 球団がファンサービスの一環と称して強制的に行かせているのでしょうか。 地元商工会?の要請なんでしょうか。 マスコミに連れて行かれちゃってるのでしょうか。 それとも、選手自身がノリノリで行ってるのでしょうか。 ハードな練習と慣れない環境、せっかくの休日は選手もゆっくり休みたいと思うのですが…。 私には「悪しき習慣」以外にしか思えません。 (見ている方の勝手な主観であることは百も承知です)
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質問者が選んだベストアンサー
まさかキャンプ1年目さえまともにこなしてない段階の新人さんが、自分から好んで水族館でイルカショーに参加したり、某四国の海岸で藁のたき火で鰹のたたき作ったり、そんなことするわけないですよね? 質問者さんの思うのは自分も同じです。少なくとも選手の自発的行動ではないでしょう。マスコミもないでしょう。たとえば巨人の新人に讀賣や報知が何かさせるってことは…多分ないはずです(日テレならズムサタ連動企画でやるかもしれませんが)。阪神ならデイリーが…意外にノリでやらせるかもしれませんが、そういう新人への対応について、昨年引退した金本知憲氏がさんざん批判していましたね。阪神の新人は入ってすぐスターだと勘違いする、と。その一因としてキャンプ中の観光体験もあるかもしれないですね。 ただ今やキャンプ地誘致は該当自治体にとって立派な収入源。余程の不人気球団でない限り、誘致に成功すれば間違いなく大きな戻りが期待出来ます。 それだけに自治体側もあの手この手の誘致合戦を表裏一体で行っていますし、球団としても優遇措置がある以上選手を派遣して自治体の観光振興に貢献、というのも分かります。特に地元観光にとっては地元出身選手より縁の薄い遠方から入団した選手が楽しんでいる姿の方が効果が高い。その点、キャンプ1年目の新人選手がその広告塔に使われるのは仕方のないことです。 同じ事は実はキャンプ後のオープン戦やそれこそシーズン中の地方での公式戦でも当然のように行われています。選手個々のルーティンを無視させてでも先方に先乗りさせてメディアでの宣伝活動をさせたりなんてのは当然あることです。この辺は、日本が未だにプロ野球=職業野球と認識しているからでしょう。プロアスリートである以前に選手は職業や球団に所属する社員・労働力という考えなのでしょうか。 ただ、日本でプロ野球だけが、それこそようやく軌道に乗ったかもしれないサッカーも含め、プロ化を目指しては頓挫していった各種スポーツと違うのは、「興行」であるという認識を強く持って運営されてきたからでしょう。今のプロ野球がかつてほど人気がないのは、昔ほど「興行向け」の選手がいなくなったからだと思います。黎明期の赤バット・青バット、巨人全盛期の長嶋茂雄、その後の外国人選手も「ウケのいい」選手は多かったですよね。好成績を収めたバースやブーマー、クロマティもその成績以上に見た目だけでウケがいい選手でした。それこそ今や「あの人は今」な扱いの新庄剛志氏などは「興行向け選手」の究極系ではなかったでしょうか。 今、日本人も外国人もそんな選手いませんよね。毎年「悪しき慣習」とファンに思われている新人選手の観光体験なども、良い見方をすればそういう「キャラで盛り上げられる」選手を探したい意図も、特にマネジメント重視の球団にはあるのでは、と思います。 長文失礼しました。
お礼
キャンプが単なる修練の場に留まらない事情を鑑みると、新人選手はやはり体のいい広告塔にさせられてしまうんでしょうね。 新人という「価値」もあるでしょうし、球団にしてみればアマチュアでの実績があるとはいえプロの世界では海千山千、ここで少しでも契約金の回収を…と穿った見方もしてしまいます。 この辺は今後も、生暖かい目で見守るだけになりそうですね。 読み甲斐のあるご回答、ありがとうございました。参考になりました。