No2の方同様、身内に警察官がいました。もうリタイアして10年以上経ちますが、子供のころは厳しかったです。3つほど。思っていたことを。
土日は何かあったときのために、自宅待機。もらい事故に合わないよう、車は運転せず。徹底的でしたね。この車社会の時代に、車のない家庭でした。土日に家族でドライブなんて考えられなかったですね。「自分は警察」という意識はやっぱり一般の会社員にはないもので、何より頑なでしたね。うちの人は特に娯楽とか緩い部分がなかった人で、無趣味でした。本人だけならいいのに、家族に押し付けらるのが嫌でしたね。家族も付き合って自宅待機が多く、家族サービスはなかったですね。
自分の否を認めない一面もありましたね。これは本人も言っておりましたので間違いないと思います。警察は職業柄、仮に間違っていたと分かっても、非難は百も承知で、まずは簡単に認めるわけにはいかないそうです。警察が簡単に謝ってばかりいては威厳がなくなってしまいますから、つまり犯罪への抑止力がなくなってしまうからです。確かに市民にバカにされる警察ってのはダメでしょうから、勤務として理解していましたが、個人生活の中では最低ですね。生活に染み付けているんですね。日常生活でお茶をこぼしても謝れない、謝れないことを指摘すると逆上する面も多々ありました。
3つ目は、やはり職業柄「成人に怒ること」に慣れてましたね。日常生活でも、常に上から目線でしたし。先生でも友達の親でも、レストランのウェイターでも旅行先の仲居さんでも、とにかく怒ることに平気でしたね。友達の親や先生には勘弁してもらいたかったです。確かに、その人たちに注意される原因があって、決して無実の人に怒っていたわけではないんですが、やはり人前でいい大人が怒られるのは、だれでも恥ずかしいものです。まして、レストランや仲居さんなど、ふだんは全く接点がないわけですから、驚かれたかもしれません。よく言えば、ちゃんとした大人だったのかもしれません、悪く言えば口うるさいお節介者ですかね。相手の立場を慮って、やんわりと物を言うことができなかった。という感じですかね。
最後に。やっぱり、自らが犯罪者となることは非常に気をつけていました。小さな賭け事、レンタルビデオの延滞ですらNG。今はDVDとかのコピーですかね。駅でよく見る音楽CDの安売りとか絶対手を出しませんし、知人が見逃したドラマをDVDにコピーしてくれたら、激怒してました。
まあ、こんな感じです。時代もあるし、個人の性格もあることですから。何か参考になりましたら。
お礼
ありがとうございます。