たくさんの回答が出ていますが、私も長~い一言。
>ラングラーに憧れている
◎ラングラーは最もJeepらしい良さがありますね。
>クロカン車でもっとも悪路走破性の優れた車は?
◎悪路走破性も状況次第ですが、
あらゆる状況下で前進できる(動ける)ことを考えると、以下の条件が挙げられると思います。
1、大径タイヤの全輪駆動
これは言うまでもないことですね。
2、全てのデフをロックできる
例えば直結4WDでも、もちろん前後それぞれにデフが有り、これをロックできないと、
2輪が浮く(空転する)と動けません(2WDは1輪空転で×)。
*MB.G.ヴァーゲン
フルタイム4WDですが、フロント/センター/リアそれぞれのデフロックをボタン操作で可能。
(この車の開発は、主にシュタイヤー・プフ社)。
*ウニモグもデフロック可能。
※デフロックに代わる新技術。
【電子制御による空転防止】
*レンジローヴァー
空転しようとする車輪のブレーキを掛けることで、1輪のみ接地状態での前進可能としています。
ランクルに採用され、最近パジェロへも採用され、なかなかの優れものです。
3、最低地上高が高く、しかも低重心
厳密に考えると、デフ下面orサスメンバー最下部が最も地面に近いことになります。
従って、大径タイヤが有効ですが限りがあります。
*ハマー
ホイールリダクション=車軸からギヤを介してホイールを駆動。
デフ含む車軸が上部へ移動=大きな地上高が得られる。
メガクルも同設計ですが、これはフルコピー「トヨタ製ハマー」と言うべきですから問題外。
4、前後重量バランスが良く軽量かつ頑丈、視界に優れ、前後オーバーハングが少ないか無い車体
*軽トラ4WD
エンジンが運転席下=ミッドシップかつ低重心、トラック=頑丈、軽=軽量、視界良。
*ハマー
フロントミッドシップ、4点フックでヘリ吊り上げに耐えられる頑丈さ(超重ですが)、真四角=視界良。
*パジェロ(?とりあえず愛車なもので)
フロントミッドシップ、フルモノコックの頑丈設計、ロングストローク四独懸架
ラグジャリー路線で、すっかりオフに弱くなっています(--;)
5、粘り強く強力なパワーを有する
2stジムニーは、低速はカラッキシで、勢いをつけて一気に突入スタイルで乗り切るタイプでした。
◎結論=万能クロカンは無い
日本の狭い林道なら、ジムニー(軽トラ4WDも)ですが、厳しいガレ場、砂地、泥濘地走行ではまた違った結果でしょう。
◎私の思う理想
ハマーの小型民生モデル!
そのままの技術を洗練されたミディアムサイズ・ボディーに詰め込んだもの。
ホイールリダクションによる高い地上高、走行中も空気圧変化可能なシステム、さらにホイール空転の電子制御などで万能。
現ハマー不要になった時、世界平和も訪れる時であると(^^)v
お礼
装輪装甲車などどうでしょう?