#4です。
私の回答がお気に触ったようでしたらもうしわけないです。
会社の先輩と練習に行くのが望ましくない理由ですが、それが基本だからです。
というのは冗談ですが、先輩からのアドバイスが確かにそうだと思えるのであればそれはいいのですが、「そりゃ違うだろ」という場合、対応は大きく分けると3つしかないんです。
1. 間違っていると思いながらも従う。
2. 論破して黙らせる
3. 言わせておいて無視する
1はスイングが壊れます。
2,3は、プライベートの時間とはいえ、会社の先輩に対する対応としては望ましくないと思います。
よって、どの方法をとるにしてもあまりいい結果は得られない、という理由です。
もちろん、苦労して上手にやって、傷を浅くすることはある程度可能ですが、プラスに働くことはないです。
で、先輩の主張が正しいかどうか、ということですが、これはリー・トレビノの言葉を借りれば
「僕はコーチなんかの世話になるつもりはないよ。あいつらは、この世に”正しいゴルフスイング”なんてものがあると信じ込んでる、とんでもない大バカばっかりなんだ」
ということになるかもしれません。
身長が違う、体重も違う、筋力も違う、柔軟性も違う、使っているクラブも違う、シャフトも違う、どういうゴルフをしたいと考えているかも違う。そういう条件の中で「これが唯一ひとつの正しいスイングでござい」などというものが存在するのか。私には疑問です。
私も以前に、「アドレスの時には肩甲骨を開いたほうがいい、なぜならインパクトの時に肩甲骨が伸びているから」というような記事を読んだことがあります。
が、とあるクラブメーカーの実測調査によると、いわゆるスインガーといわれるタイプの人にはそれが当てはまるが、ヒッターと呼ばれるような、叩きにいくタイプの人はむしろインパクトの時に左肩が上がっている (つまり、肩甲骨が閉じている)方が望ましい、という調査結果があるそうです。
で、もちろんこれも完全に2種類に分かれるわけではなく、どちらかというととか、どちらでもない、というタイプの人たちもいるわけで、そういう意味では無限のスイングタイプの人がいる。
しかもゴルファーは18ホール全部同じスイングをするわけではなく、OBがなく視界が開けていると、ここは一発飛ばすぞ、とか思うわけです。ようするに、ある人はこういうスイングタイプである、という分類すること自体がここで怪しくなってくる。
しかも、飛ばすという同じ目的のために、叩きにいく人もいれば、スイングアークを大きく取る人もいる。
逆に狭いホールでも、ゆっくり振って方向を出そうとする人もいれば、パンチショットのように叩いて方向を出そうとする人もいる。
さて、アドレスの時に肩甲骨は開いているのと閉じているの、どちらが正しいか。
○○が基本、などというようなことで片付けられるほどゴルフスイングは単純ではない、というのが「正解」ではないかと私は思っています。
お礼
なるほど。 いえ、私もちょっと挑発的なお礼を書いてしまって申し訳ございません。 確かに先輩の場合アドバイスされても困るパターンはありますよね。 私の場合は良い先輩に恵まれたようで、「やってみたけど合いませんでした」と言えば、それ以上は言われません。 仰るとおり人によって体格も違えば筋力や柔軟性も違うわけで、人によって変わってきますよね。 ただ、例えば「前傾は足の根元から」とか「左脇は締める」など、全てに共通する大前提の「基本の基本」ってありますよね? 肩甲骨に関してもそれに当てはまるかどうか、というのが聞きたかったところです。 と、最初に書いておけばよかったですね(^^; 逆に「こういう人は出すし、こういう人は出さない」みたいな回答でも嬉しいです。 >スインガーといわれるタイプの人にはそれが当てはまるが、ヒッターと呼ばれるような、叩きにいくタイプの人はむしろインパクトの時に左肩が上がっている方が望ましい これはとても参考になりました。 2度までもご回答ありがとうございます!