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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:総合商社に本当の実力はあるでしょうか?)

総合商社の実力とは?

このQ&Aのポイント
  • 総合商社について、その実力や仕事内容、人間関係などを考えると、一面的には魅力的な職業であるが、創造性や実力主義の面では疑問もある。
  • 総合商社の魅力は高い給料やグローバルな環境など多岐にわたるが、一方で人間関係や他者からの評価に左右されることが至上命題となる。
  • 総合商社の仕事は外部とのコネクションが重要であり、創造性よりも利権や商売の取得が求められる。ただし、特定の業務や新規事業ではやりがいを感じることもある。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ykoke01
  • ベストアンサー率41% (174/424)
回答No.1

あるメーカーの営業をしております。 大手商社の相手もいるのですが、あるとき、納期や仕様の打ち合わせをしましょうといったところ、こんなことを言われました。 ・そんなことはユーザー(もしくは工事屋)と直にやってください。我々の仕事は受注を獲ってくるために主に接待するのが仕事なので、中身はどうでもいいんです。 このアホタレは真顔でそう言ってのけました。そのくせメーカーより利益をもってくんですよね、大手ほど。 一見、なんだこいつは?となりますが、じゃあ、その商社がなければどこが仕事を持ってくるのか、という問題が発生します。腹立たしくもあれど、必要でもある、そんな存在であることも確かです。 そのレベルだと、実際仕事の中身まで知ることは必要ない、知っても意味はないということもあります。なぜなら相手だって中身は知らないんでしょうし。 また、こんな例もあります。ある物件で現場の技術者と密に打ち合わせを繰り返し、受注確定まで持っていったものの、調達部であっさり蹴られ、別のメーカーに切り替わった。その別メーカーと調達部が癒着とも言えるほどくっついていたのでしょう。こうなると真面目に取り組んでも無駄な場合もあります。こんな時、強いコネクションには敵わないなぁ、と思ったりするのです。 つまり、このどう転んでも絶対自分が勝つといった関係を作るというのも、立派な仕事と呼べなくもないのかもしれません。人それぞれ考え方は違うでしょうが、個人的にはマージン取るだけでなにもしないくせに、ちょっとは遠慮しろよ、と思うことが多いですね。 さて、これからの話、大手商社もうかうかしてられないというのが実情かもしれませんよ。問題はインターネットです。今やネットで買えないものがあるのか、というほど急速に発達しているわけですが、そもそも商社の存在意義とは何かと考えた場合、物の調達なんですよね、基本は。それがネットで済んでしまえば、仲介は必要なくなるわけです。実際無店舗、低人件費のネット販売は驚く程安価な場合があります。まだ暫く先でしょうが、マージンを取るのを許されているのは、それに見合う価値があるからであって、それが逆転すれば存在そのものが不要になります。一個人が商社の役割を始めるようになり、その数は無尽蔵です。果たして不特定多数に対抗できるでしょうか? いま、この波は家電量販店に襲いかかってますよね?明日は我が身、でないと言い切れるでしょうか?無論そうなる前に色々価値の創造を考えはするのでしょうが、個人的には今現在のあらゆる営業職というのは何れ無くなるものだと考えています。 どんなメーカーでも水面下では中間商社を飛ばして価格低減を図ろうと考えています。今はまだそれが難しいので変えられないだけで、実は価格の話になると、販売ルートの議題は必ずと言っていい程挙がります。つまり、貴方の商社も本当にここから買わないといけないのか?などと議論されているということです。 個人の力量次第で天狗になる人もいるでしょうし、不安だらけな人もいるでしょう。天狗になれるということはそれだけの存在感があるということですので、悪いことばかりとも言えません。 とまあ、こんな感じですね。この状況下において、自分の立ち位置を理解し、それ相応に動かないと行き詰まることもあります。コネ最強の世界ですから。

noname#191846
質問者

お礼

詳細なご回答を頂き有難うございます。とても客観的で参考になりました。実際にお仕事で経験されていることもありご指摘頂いている点は全て的を得ていると感じております。確かに、将来インターネット化があらゆる面に於いて拡大していく中で、「営業職」そのものの存在がより薄くなっていくような気がいたします。これに商社も例外ではないですね。頂いた声を真摯に受け止めて、これから自分としても何ができるのか、考えて参ります。改めてどうもありがとうございました。