『人間力』という言葉をどう思いますか?
ちょっと前のCMでプロゴルファーの青木功氏が出ていたクレジットカードのコピーのために作られた言葉なのか、あるいは昔からあった言葉ながらそのCMで一躍有名になった言葉かと思いますが、人間力という言葉についてどう思われますか?
もちろん人間としての総合力というような意味ということはわかりますが、具体的にはピンときません。
また、最近の風潮なのか、安易に名詞に力をつけて○○力とかいう使われ方も目にします。
交渉力、忍耐力、跳躍力、視力などは、交渉する力、我慢する力、ジャンプする力、視る力とわかりますが、女子力、部下力、親力などよく意味がわかりません。
女(の子)としてキレイである力、部下で上司とうまくやる力、親として必要十分な力といった意味なのでしょうが、雰囲気は伝わりますが、言葉としては抽象的すぎるような印象も持ちます。
ましてや、人間力となると人間である力?、あるいは人としての立派さをあらわす言葉?という意味なるのでしょうけど、人間という言葉の使われ方や意味が多岐に亘るため、使用者と読む側・聞く側との間の理解に乖離や齟齬が生じてしまい、少々誤解があるように思われます。
「あの人は人間力があるから成功したんだよ!」といわれると、何とな~く理解はできますが、では何が優れていたのかと考えると、とたんにわからなくなります。
人望もあって決断力や判断力もあり、体力があって行動力があり、語学も堪能だからと言われれば理解できるのですが、人間力というのはあまりにも具体性のない言葉のように思えてなりません。
そこで皆さんにお尋ねしたいのですが、この「人間力」という言葉について、どう思われますか?
また、どのように理解され、どのように使われていますか?
人間力という言葉を使わないようにしようキャンペーンを張ろうとか、そんな大それたことは考えているわけではありませんが、大企業の役員クラスでも平然と使ったりしていて、理解に苦しむ場面もあり、適当に聞き流せる言葉でも無いようなので、皆さんがどんな風に感じているのかなと思いましてお尋ね致します。
お礼
回答ありがとございます そういえば、「まあ私も悪い所も多いし、仕方ないよ・・・」 そんなことを言うことがあります 寛容、寛大などを指していたのかもしれません ありがとうございました