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自衛隊間の情報交換について

こういったことに無知な人間の質問ですみません。 陸自、海自、空自間における(一般的な方法では得られないような機密的な)情報の行き来はあるのか。あるとすればそれはどういったルートからなのか。情報の往来はユルいのか閉鎖的なのかを伺いたいのです。 例えば、(よくフィクションなどでありがちな)陸自上層部の人間が海自や空自の機密事項のようなものを掌握しうるのか、など。 情報の内容にもよると思いますが、長文歓迎ですのでそういったことに詳しい方のご回答をお待ちしております。

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  • pri_tama
  • ベストアンサー率47% (678/1421)
回答No.1

 我が国では、機密情報に関しては内閣官房の下に置かれた、内閣情報調査室が統括管理する事になっています。  (検察・外務省・自衛隊・海上保安庁、および情報収集衛星[いわゆる海外での偵察衛星]が獲得した情報を、調査室の長たる内閣情報官が判断し、首相等に情報を上げるとともに、関係機関への情報共有に供している。)  ただ、実質的に警察庁の影響が強過ぎる為(実質的に警察庁の出先機関と揶揄される)、他の機関からの情報提供への障害になっていると言われている。  (米国のCIAの様に、情報収集要員を独自に確保する事を、何度も試みているものの、成果は…。要員が200名に満たず、各機関が上げてきた情報の検証とそれを他機関と共有する為のコミュニケーションツールに成っている。)  なお、自衛隊自体の情報管理に関しては、防衛大臣直轄の機関として情報本部が置かれていますが、これは実質的に統合幕僚監部(陸海空が共同して行動する案件に関して指揮権を法的に認められている)の下に置かれています。  (アメリカ軍における国防情報局(DIA)や統合参謀本部の情報部(J-2)に範をおいている。)  ちなみに日本の自衛官幹部は、戦前の陸海で起こった諍いの反省として、同じ防衛大学校で陸海空の区別無く机を並べて勉強する事で一体感を持ち、軍種の境を超え同期同士で連絡を取りあえる様に考量されています。  (10代後半から20代で作った交友関係の影響は、その後の人生での影響を馬鹿に出来ませんし)

rrha
質問者

お礼

ご指導ありがとうございます。大変参考になりました。 個人的にもう少し掘り下げて調べてみたいと思います。 もしお手数でなければ、そういったことに関する資料や情報源(ネットにかぎらず)があれば、ぜひお伺いしたいのですが……。

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