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自衛官についての道・・・
まず、わたしの質問に目を通してくださっている方々、本当にありがとうございます。 わたしは、中学2年生の女子です。将来、海上自衛隊への入隊を目指しています。 そのことについてなのですが・・・ 女子も通うことのできる自衛官の高校なようなものはないでしょうか・・・? やはり、神奈川にある、男子のみの、陸上自衛隊少年工科学校しかないのでしょうか・・・? 詳しい方がいらっしゃったら、教えてください。 よろしくお願いします。
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ご参考までに。試験のことですが。私は男ですが。海上自衛隊第19期一般海曹候補学生採用予定者、として海上自衛隊横須賀教育隊に行きました。この制度は、今は曹候補士という制度があったんですがそれと一緒になり、「一般海曹候補生」というふうになりました。海曹候補学生は、二等海士として入隊し2年間教育です。で終わると三等海曹に任官します。曹候補士は同じく二等海士として入隊するのですが、3年以上7年以下で三等海曹に任官します。ところが、両方には制度的欠陥があったため、両方を一緒にして、最短で2年9月で三等海曹任官コースですが、「絶対ではない」のが前の二つとの違いです(前の二つは、その制度で入隊すると必ず三等海曹になれました。三等海曹になると、懲戒免職とかでないかぎり、やめさせることはできないんです。二等海士採用試験だと3年間で、海曹採用試験に合格するか、勤務の延長が認められない限り、「お疲れ様でした」ということで、海上自衛官ではなくなります)。 で、採用試験の方です。これは身近にある駐屯地、基地などで行われるはずです(陸・会・空かかわらず)。広報官が迎えに来てくれます(73式小型貨物車=ジープだった)。候補学生なら、国語・数学・理科・社会・英語・適性検査・作文・面接・身体検査(身長、体重、胸囲、肺活量(女子は2,500cc)、聴覚、視力、色覚、運動機能(試験管がやる簡単な体操をちゃんと同じようにできるかどうか)、皮膚疾患等(あざがあっても聞かれたので、タトゥーや刺青、注射痕(麻薬を疑われるらしい)なども聞かれるらしいです)、歯牙検診(虫歯三本で不合格だそうです、その他歯石がついていれば医官:自衛隊の医者から「歯医者で歯石をとってきてね」と言われます。虫歯は治療済みならOK)。だったと思います。五科目については選択式でした。 なお、これはもう18年前の話です。過去問題集売ってますので見てみるといいです。 で、私はどうなったかというと、合格してしまったのですが(実は滑り止めだった)、大学に行く、という話も上がってて、自衛隊の締切日とその大学試験日が一緒で、広報官が必死に毎日来るんです。「大学なら自衛隊に入ってからでもできるから、髪型自由だから」。ただし、これは後で嘘だということがわかりました。横教隊着隊翌日、教班長から(男子ですから、女子の場合は確か帽子の中に入れるかショートカットかあるいはポニーテールみたいな感じで束ねる)「全員、明日までに頭を丸刈りにせよ!」と命令されました。それから大学等ですが、通信教育も含めて、入隊後半年間は認められません(もちろん、黙ってやれば懲戒免職の対象です)。それに「普段の成績が悪ければ」嫌味を言われます。おそらく。 そんなうそに騙されて着隊してみたら~身体検査がまたあります。そこで私は…不合格となり、返されたわけで…、北の国に返されたわけで…。一年間浪人しました。なんだったんだろうね。広報官は「全国で成績2番だったんだよ!」とか言ってたけど多分うそだ(笑)。 テレビで女性海上自衛官の訓練を見ましたけど結構厳しいらしいです。水泳(艦、あ、これは海自に入ったら「ふね」と呼んでください:が沈んだら逃げなきゃいけません! 艦が沈む時には大型になればなるほど、沈む時に渦を巻きます。その渦に巻き込まれて海に引き込まれるので早く逃げなきゃいけないし、またすぐに救難が来るとは限りませんので、長く泳ぐことも必要になります)。それから、部隊では使わないようですが「カッター(短艇、または端艇)」と呼ばれるボートがあります。これは12人でこぐんです。が、12人の息が合わなければ全然進みません(一回とあるところでやらせてもらったけど本当に大変)。そしてそうなると、教班長(女性)に怒鳴られます。体育会系の世界です。でそこで泣こうものなら「泣いたって勝てないんだよっ」と更に怒鳴られます(かと言って悔しがらなければそれはそれで「悔しくないのかっ!」と怒鳴られるという…)。ちなみに、ほかの教班とカッターが並んだら、競争開始です(おそらく教班長同士で調整していると思う)。競争に負けたら腕立て伏せ、なんてのは当たり前だと思ってください。要は、その隣のカッターが「戦争相手だったらどうするつもりだ!」ということなので。そのほか、階段など全部駆け足(艦の中は混雑する上通路が狭いので走るのが当たり前なんです。陸上でもそれを叩き込む、もっとも、偉い人は例外らしいのですが…)、食堂に行く時は必ずハンカチを持っていく(当たり前だがつい忘れたりすることもあるので。忘れていってジャージとかで拭いたり、手を振っていたりするとその場で腕立て伏せがかかります)。もう一つ、陸自じゃないですが、鉄砲(小銃)を持って走り回る陸戦教練もあります。陸海空共通としては「認識番号を徹底的に覚えさせる」(認識番号は海自の場合Mで始まる6桁の数字です。これが絶対必要なんです。戦争になった。敵に捕まった(捕虜といいますが)、その時には階級氏名、認識番号だけをいいます。それ以上を言うと助かっても自衛隊から利敵行為と言われるし、逆に認識番号を覚えていないと、「日本の自衛官ではない、民間人が制服らしきものを勝手に着て戦っていた、これは戦時国際法違反であるから、死を与える」ということになるんです(本当ですよ!、捕虜扱いされないから、食事も与えられないかもしれないです)。今日は太平洋戦争開戦の日ですが、その時にはそういう事例がいっぱいあったんですよ。もちろん覚えていていないと腕立て伏せです。あとラッパの音をちゃんと覚えるとか。余計なことを言うと海上自衛隊はラストサウンド発動、というのですが、陸自の場合「ラッパが鳴り始めた」→すぐに行動開始、海自「ラッパが鳴り終わった(ラストサウンド)」で動き始めます。ラッパが聞こえたらとにかく「待て」(静かに、そして動くな、です)、でラッパが鳴り終わったら(大抵のそのあとに命令が出ますが)その意味通りに即座に行動開始です。(スマート、ステディ、サイレント、3Sと言っています)。 その他「指定の資格を持っていれば」「技術海曹採用試験」というのもあります。こっちは専門家ですが、訓練がどうなのかはわかりません。多分同じくらい厳しいとは思いますが。 あともう一つ、関東東北北海道の女子自衛官は横須賀教育隊(略称:横教隊)に行くのですが、横須賀駅からずっとバスに乗った「武山」というところにあります。横須賀の駅から護衛艦が見えますが、そっちに行ったらダメですよ。それと現地の人に聞いたら「防衛大学校への行き方」を教えられたので、ちゃんとそのへんは調べてからいったほうがいいです(多分、広報官一人ついていくと思うけど)。着隊時刻が指定されている場合、時刻に遅れると大変なことになるので(例えば、護衛艦が出港する時刻までに戻ってこなかったら大変なので、時刻に関してはしつこくしつけられます)ご注意を。まちがっても「先に買い物してから」なんて寄り道したらダメですよ!<<経験者。 さっきから「教班長(きょうはんちょう)」という言葉を使っていますが、海上自衛隊は「分隊(ぶんたい)」というのがあって、分隊長が一等海尉か二等海尉、分隊士(ぶんたいし)が二等海尉か、三等海尉、甲板班長(かんぱんはんちょう)、人事班長、管理班長、教班長(教班の数だけいます)がそれぞれ海曹の仕事です。分隊の中には教班が4つだったかな? あり、一教班は12名だったはずです。護衛艦の中でも同じで、ただ、教班長ではなく「班長」になります。 最後に、一冊おすすめの本を「海上自衛隊員の作り方―リクルートとしての自衛隊 (光人社NF文庫) [文庫] 」という本があります。820円ですので、一回読んでおいても損はないかと(ただ、ちょっとマニアックな本ではあるので、小さな本屋さんならないし、大きな本屋さんでも棚が見つからないかもしれません、店員さんに聞くか、ネット通販がいいかと)。ちょっと違う話(どっちかというと脅しかもしれない?)をしてしまいましたがお許しを。私のようにならないように合格して国防に当たられることを心よりお祈り申し上げます。長文失礼いたしました。
- 2012asuka2
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海上自衛官を志願する前に、今、あなたの思っているあるいは想像してる海上自衛隊女性自衛官像と実際の海上自衛隊女性自衛官の勤務や生活状況が合致しているかどうかを確かめることが大切であると思います。 毎年4月、海上自衛隊の女性自衛官約120名(23年度だけは300名)が横須賀教育隊に入隊してますが、新入隊員の多くが生活、訓練等想像していたものと違ったとよく言っています。それは、海上自衛隊では当然あるいは当たり前のことが、大学、高校を卒業して入隊される女性には当たり前ではないのだと思います。 そういった意味から、まずは横須賀教育隊で実際に女性自衛官が教育されている場面を見学されてはいかがでしょう。 教育隊を見学される際は必ず女性の教官、班長等が同行しますので、質問、疑問等には親切に説明してくれます。 希望をすれば、あなたと同じ出身県の先輩学生と話せる機会も可能な限り作ってくれます。 まずはお住まいの各都道府県にある地方協力本部の広報担当に問合わせてみてください。東京ならば自衛隊東京地方協力本部、大阪ならば自衛隊大阪地方協力本部です。そこで、あなたの住所がある地域を担当して募集事務所(案内所)を紹介してくれます。絶対自衛官を受験しろなんてことは言いませんから安心してください。 なお、見学時期は新入隊員教育が行われている4月~8月下旬がベストです。
- nda23
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募集事務所とは入隊希望者の案内をする所です。 ここには私服の自衛官(広報官と呼ぶ)がいて、 入隊希望者にどういうコースがあるか、また、 倍率や過去問などの情報を提供してくれます。 いずれにしても、志願票はここへ提出することに なりますので、入隊者は必ずここの世話になります。 ここを尋ねて、入隊希望者であることを告げれば、 専属の担当官が付いて、資料や自衛隊の祭り等の イベント案内が届くようになります。 場所は下記URLの日本地図から、お近くの地方協力部を クリックし、更に「募集窓口」とか「案内窓口」など書かれた アンカーをクリックすれば、事務所一覧や県の地図が 出てくるので、自宅か学校に近い事務所を見つけて連絡 してください。いきなり尋ねてもOKです。 http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/contact/index.html
- nda23
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残念ですが、自衛隊生徒が廃止されたので、 女性では中学卒業後、直ぐに自衛隊に入る ことはできなくなりました。 高校を卒業した後は自衛官、防衛大学校、 防衛医科大学校、看護学校など、いくらでも 自衛隊に入る道はあるので、それまでは しっかり勉強に励んでください。 高校に進学したら、(今からでもいいですが) お近くの募集事務所を尋ねてください。 卒業後の入隊まで、色々と面倒を見てくれ ますよ。護衛艦や航空機の体験搭乗など、 自衛隊のイベントも知らせてもらえます。
お礼
nda23さん、回答をしてくださって、ありがとうございます。 そうですか・・・。 高校卒業後に向けて、今から、学力・体力向上の為に、 努力を続けていきたいと思います。 あの・・・「募集事務所」とは、なんでしょうか・・・? 調べてみたものの、 浅い部分しか理解することができませんでした。 もし、暇な時間でもあれば、ご説明、よろしくお願いします。すみません。