新興勢力は「既得権の打破こそが未来を創る」というが

質問

政治にしろ、経済にしろ、新興勢力と呼ばれるような人たちは
「政治の世界も経済の世界も、既得権にしがみつき、新規参入者に対して高いハードルを課したり、新規参入そのものを認めなかったりして利益を独占している老害どもがこの国をダメにしている！！
既得権の打破こそが未来を創るんだ！！」
とおっしゃいますが、自分たちがその既得権を打破したり、あるいはまったく違う市場を形成した暁には、やっぱり他社の参入を妨害したり、法律や業界慣習をを変えたり創設したりして、創生期の参画者だけが特定の利益を得られるようにするのではないですか？
また世襲政治や既存政党や経済界の財閥を批判していた人が、一度、新興勢力としての利権を手にした途端、その座を自分の子弟一族にだけ譲るような事を始めるのではないですか？

そうなったら今現在、フロンティアだ、新興勢力だ、第三極だ、時代の寵児だ、若くて柔軟な発想力の社長の登場だ、ともてはやされている人たちが
「新たな既得権益者、新たな老害」
に交代するだけだと思うのですが・・・

どうせ人間なんて自分と自分の家族だけが可愛い者。
エラソーに高説を垂れていても、要するに
「俺だって美味しい思いをしたいんだ、俺だって政治家一族や資産家一族の家に生まれたかったんだ」
というのが本音だと思いますが。

いかがでしょうか？

回答No.2

hekiyu · ベストアンサー

その通りですが、それでも既得権は一度潰して
おく必要があるのです。

例えば明治維新です。
既得権者が徳川から薩長に交代しただけだ、とも言えます。
しかし、徳川幕藩体制で、あの時代を乗り越える
ことが出来たでしょうか。
維新により、人間や制度が刷新できたので
何とかなったのではないですか。

かつて、唐や漢の時代では、中国は世界一の
超大国でした。
それが時代に乗り遅れて、日本などに大きく遅れを
採ったわけです。
その原因は、時代に合わせた改革が出来なかったからです。

改革というのは、一面では御指摘の通り、既得権者が
交代するだけです。
しかし、一方では、時代に合うように変革するという
面があるのです。

お礼

ご回答ありがとうございます。

ということは定期的に古い慣習や制度や人事はぶっ壊して、新しい慣習や制度や人事に変えていく必要があるわけですね。

今、既得権益にしがみついている連中と、それを許している社会構造は今度の選挙をきっかけにぶっ壊れますかね？
そして新たな社会構造ができたとして、それもいつしか「既得権益、古い慣習、老害」になっていくのでしょうか？

回答No.3

apiapi_2006

その通り。

その繰り返しが歴史です。
世界中でそれが１千年、2千年と繰り返されてきました。

そしてそれが続きます、人間の性です。

しかし　それが進歩の原動力です。

全てを止めて硬直させたら人間社会の終焉です。

お礼

ご回答ありがとうございます。

新しい勢力が新たな老害、新たな抵抗勢力にならないように、どんどん社会構造を変えていってほしいですね。

回答No.1

osaka-girl

変えれば何か良くなるという単純な思考回路のバカばっかりだから
平気であんなことがいえるのです。
もっともそんなことをすると、一番ダメージを食らう年収500万円
未満の世帯の方々が、そんな馬鹿を支持するので、本当に困ります。

お礼

ご回答ありがとうございます。

年収500万円未満世帯が一番ダメージを喰らう、
というのは具体的にどんなことですか？
一部政党が支持している消費税増税の事ですか？