理由はここにありました。
http://www.naval-technology.com/projects/lynx/
「(引用)The main wheels can be towed out, allowing the aircraft to
turn into the wind while the deck-lock harpoon remains engaged.
This removes the need for the ship to change course.(引用終)」
ここで「deck-lock harpoon」の説明が要りますがそれはこのwikiの
ヘリコプター甲板の項を参照下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E7%94%B2%E6%9D%BF
ついでに動画も。着艦後に明らかに機体下部から何かが突き出しています。
http://www.youtube.com/watch?v=itElsjmvPzE
要するに、「ハープーングリッドシステム」によって艦上に拘束された状態
(グリッドプレートに機体側ハープーンを差し込んだ状態)でも、主脚を
トーアウトさせてその場で機首方向を回転させることが出来る様になっており
風向きに合わせて戦艦の方がコースを変える必要が無い、という事らしいです。
その主脚をトーアウトした形態で着艦するのは、多分その方がハープーンが
グリッドに刺さる自由度を確保出来るからではないでしょうか。本来の目的で
ある「その場旋回」の場合はノーズギアも転向して全車輪で円を描くように
するのだと思います。
お礼
詳しく書いたサイトを紹介してくださってありがとうございます。疑問が解決しました! 一部のヘリが車輪をつけているのは、地上で動かしやすくするためと聞きましたが、さらに動かしやすくるために、リンクスではこんなに凝った機構を備えているんですね。 ご回答ありがとうございます。