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イスラムの報復刑について考える
- イスラム法には「報復刑」が存在し、被害者に同じ苦痛を与える制度が公然と採用されている。
- 失明させられた女性が、加害者を失明させる報復刑を求めたが、実行が中止され、報復刑に疑問を抱く人々の間で共感が広がっている。
- 質問者は報復刑に肯定的であるが、一番の問題点は何か疑問に思っている。
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質問者が選んだベストアンサー
> 再犯防止の意味でも去勢には賛成的な人も多いようですが。 同害報復からは、全くズレていますが。 > そうですね、その「賠償」を刑罰に求めることに無理があるのかもしれませんね。 > 端的な例では、たとえば 振り込み詐欺で大事な虎の子をを騙し取られたら、犯人が何年間も服役したところで被害者は報われませんからね。 単に刑事と民事の混同です。 日本はそれを区別しており、詐欺犯に民事賠償請求すれば報われる部分はあります。 イスラム法では賠償部分に関し同一視している部分があると言うことに過ぎません。 > バカにするとしたら、その国じゃありませんよ。 周辺諸国で日本をバカに出来る様な法体系及び治安レベルの国があるとは思えませんが。 > 一見理知的で抜かりのない回答に見えますが、どうも「社会契約論」というあまり聞きなれない用語を持ち出して 奥歯に物が挟まった印象は否めませんが(生意気こと言ってすみません)、ぶっちゃけ #4さんの見解に近いんでしょうか? 「社会契約論」など、死刑の存置・反対の議論において、反対派から一番目に出てきますが。 死刑について語るなら、『最低限』の常識かと。 それゆえ、死刑の問題点として、一番最初に書いたのですが・・・。 またそもそも質問と言うものは、質問者さんに聞きなれない知識等を与えることも回答に含むのでは? 死刑廃止に関し、人権・人道面で「反対」などと言うのは道徳・モラルの話しであって、法律論ではありません。 最初の回答で触れた通り、「国に国民を殺す権利があるのか?」などが反対派の法理・法源です。 No.4さんについては、面白い視点とは思いますが、完全に正解ではないです。 また私の回答と同種と感じる理由は、全く判らないですね・・・。 私は死刑の理由についてなど、一言も述べてませんので。 完全に正解ではないとするのは簡単で、情状酌量の余地があり、更生が期待されても、10人も殺せばまず間違い無く死刑ですから。 日本の司法判断が更生を重要視することは確かで、特に少年犯罪の死刑判断等では争点となりますが、その上で、「いかなる事情」を考慮しても、懲役刑では罪刑均衡が図れないと言う理由で下される刑罰です。 「更生の余地有無」と言うよりは、罪刑均衡の原則上、「死刑以外に該当しない」と言う理由です。 理解が難しい様ですから、私の回答を箇条書きで整理しておきます。 (1)質問者さんの質問がイスラムの死刑を「同害報復」と言う考え方えを前提とする場合、「否定」です。 (2)逆に「同害賠償(以下)」を前提とし、また被害者が司法判断を覆して減刑可能と言う点等において「肯定的(評価すべき点も多)」。 (3)死刑の一番の問題は、少なくとも法学的な根拠は「社会契約論」以外に有り得ません。 (4)日本の死刑制度は、少なくとも他国から、感情論・道徳論で非難される様な刑罰ではありません。 (5)日本の死刑は、簡単に報復刑と定義出来るものでは無く、むしろ日本の法令は報復を禁じています。
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- x530
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一番の問題点は、最近の傾向として「自殺目的で無差別殺人」を犯す者がいること。 自分で、自殺しようとしたが、どうしても死ねなくて、、、 それならば、死刑にして貰おう。。。 こんな論理で、無差別殺人を起こす。 このような犯人の場合、死刑は、本人の願いを叶えるようなモノです。 ----- そういえば、、、 江戸時代には「仇討ち」制度がありました。 「仇討ち赦免状」を藩から正式に与えられた場合(幕府の許可が必要)は、全国どこに逃げようと仇討ちを合法的に行うことが出来るという超法規的な措置がありました。
お礼
ありがとうございます。
補足
>自分で、自殺しようとしたが、どうしても死ねなくて、、、 それならば、死刑にして貰おう。。。 こんな論理で、無差別殺人を起こす。 ちょっと見当外れな回答ですが、死刑賛成派の人はこういうケースを認めたとしても 死刑賛成の姿勢は鉄のように固く曲げませんよ。
- Not_Pro
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道徳的観点ではないでしょうか? 残虐なことをすると反対する人はいますから。 個人的には報復はあってもよいと思います。 自分が被害者と同じ立場になったら報復したいと思うはずですし。 酷いことをすると罰せられると示すうえで死刑制度等は有効だと思います。
お礼
ありがとうございます。 >残虐なことをすると反対する人はいますから。 私は死刑には反対しませんが、死刑反対派の意見なら納得できるんですけどね。 以前も、「イスラム法の同害報復刑が残酷なら死刑はもっと残酷ではないか?」という形で質問を出したことがあるんですが、その時は 「自分の身内が無残に殺されても 死刑に反対できるのか?」という回答がありましたが、死刑賛否論に論点がすり替えられてしまい、結局は矛盾を抱えたまま「同害報復」の側面に戻り強調するだけでした。 実は他のディベートのボードで話題になり、死刑の正当性を強固に裏付ける論理が欲しいと思いました。
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お礼
再度ありがとうございます。 >同害報復からは、全くズレていますが。 去勢は同害報復というより再犯防止の意味合いが強いでしょう。まあ、これは私の主権的意見というより性犯罪に対する質問の回答者の声を引き合いにしたんですが。 >単に刑事と民事の混同です。 なるほど。言われてみれば これもイスラムの報復刑の問題点として考えられますね。しかし、日本のように 刑事と民事を峻別するのにも不都合が生じますね。 >それゆえ、死刑の問題点として、一番最初に書いたのですが・・・。 そうです。しかし、key00001さんは 反対派でもないのに一番最初に書きましたよね。それでも 死刑の問題点として認識していながら、死刑には賛成的な立場だったので 理解に苦しみました。 >No.4さんについては、面白い視点とは思いますが、完全に正解ではないです。 また私の回答と同種と感じる理由は、全く判らないですね・・・。 私も完全に正解だとは思いませんが、key00001さんの見解も完璧に正しいとは思いません。 >死刑廃止に関し、人権・人道面で「反対」などと言うのは道徳・モラルの話しであって、法律論ではありません。 ここまで言うんだったら、社会契約論も話が少し飛躍しませんか? このサイトでも 死刑の賛否に関する質問は何度もありましたが、社会契約論の話を持ち出す人は珍しいですね。 >(1)質問者さんの質問がイスラムの死刑を「同害報復」と言う考え方えを前提とする場合、「否定」です。 これだけの長文回答されている割には、この質問の核心である「同害報復」の否定の理由が明確に述べられておりませんね。 >(3)死刑の一番の問題は、少なくとも法学的な根拠は「社会契約論」以外に有り得ません。 社会契約論はどうであれ、死刑には賛成の前提での話です。また、社会契約論を前面に持ち出していながら、死刑の妥当性を裏付ける確固たる理由も説明不足です。 >(4)日本の死刑制度は、少なくとも他国から、感情論・道徳論で非難される様な刑罰ではありません。 ヨーロッパ諸国は日本を批判するまでは行きませんが、死刑残存国として刑法面では2流の国と見なしています。もっとも、死刑賛成派は頑として「外国からどう思われようが、日本は日本」という姿勢を頑なに崩しませんけどね。 key00001さんは見識も高く、回答者としてはなかなかの強者ですね。しかし、この質問の核心を巧妙にはぐらかし、まるで政治家みたいですね。
補足
結局、イスラムの報復刑の問題点は集約すると、完全な同害報復がなしえないことと、刑事と民事の混同になるということになりますね。 しかし、小難しく書いた割には随分遠回りしまして、無駄の多い文章なりましたね。また、喩話は嫌いなようですが、抽象で冗長な文章がお好きなようですね。 今回はBAに選ばせて頂きますが、もう少し簡潔に、回り道しないで問題の核心に迫り、分かりやすい喩えを入れたらベターでしたね。それではあしからず。