男は必ず浮気をする習性があるという前提のご質問のようですが、その前提は間違っていると思います。
人間じゃなくて鮭鱒類の雄なんですが、外観も大きさも生息域も習性も生殖に関する戦略も全然違う2つのグループがある種類がいます。それでもそれらは遺伝的に全く同じ魚(種族)です。
人間の雄は外観は1つしかありませんが、よく言われる所の『浮気性の男』と『浮気しない男』の、2つの違う生き物に分類されるのではと感じています。よく自分の遺伝子を沢山残すために男は浮気をする習性があり、しない男は我慢しているだけという意見を見ますが、『人間の子供は育てないと育たない』という、他の生物から見れば致命的とも取れる欠陥を特徴とする種族です。なので男側だけの視点で言うと『下手な鉄砲数撃って当てても成体になる保証が全く無い』ですから、産ませた子供は自分も頑張って確実に育てる方が効率がよいという戦略を取っているグループ(種族?)もいるのです。この戦略も利己的遺伝子論からしてももう一つの合理的選択肢のうちの一つであり、決して大脳が理性的にそうしているだけじゃないと思います。
蛇足になりますが、例えばペンギンは夫との子育ての為に売春(不倫?結婚詐欺?)をすることが観察されています。ペンギンも一度結婚するとずっと同じ相手と夫婦でいるらしい事も観察されているそうです。(またついでに言うと、おしどりは実は熱しやすく冷めやすく、結婚期間中は一途なものの、離婚再婚をよくするという事がわかってきたそうです。)
少なくともペンギンの雄は数撃てば当たる式の習性ではなく、人間以外の生物にもそのような習性を持つものがいるという事です。『雄は必ず浮気をするもの』ではないという人間以外の一例。また、人間も所詮は動物であるという事。
お礼
確かに、性欲よりも擬似恋愛というかにはまるるんですかね…。女性はそれが気持ちだけで終わるけど、男性はそうでもないって感じなのでしょうか。間違ってたらすみません。ありがとうございました。