長生きですね、いいことです。大事にしてあげてください。
自分の所も犬が大好きで、様々飼いました。
親子で飼って、自分がたまに、ちょっと、悪ふざけして、子犬のほうを、からかってると、
どこからか見ていて、臨月なのに、洗濯物をたたみ終えたタオルの山を飛び越えて、
まるで、「ちょっと、あんた!私の子に何すんのよ!」とでも言いたげで、
すごい勢いで大きなお腹で飛び越えて来て、こちらがビックリした事があります。
この母親は、当時5歳、子犬1歳くらい・・。自分と母犬との間の作りあげた5年間に自信を
持っていた自分でしたが、「そう~、この子がそんなにかわいいの、この子のほうが大事?」と親犬の心を思いました。
また、ある時には、同じこの親子の犬で、子犬がいたずらしたので、「だめ!こんな事しちゃ!」と
ちょっと、声大にして、叱り初めたら、またも、母犬が来て、今度は、座っている私の膝に乗って、見上げるようにして立ち、
胸に片手をかけ、「お願い!叱らないでやって!!悪気はなく、知らずにやっちゃったと思うの。頼みます!ねぇ!お願い!」
と言わんばかりに、犬なりに必死の顔して、無言で私を見上げて見つめられ、(膝に乗ってまで)、
アレには、参りました。心を打たれたというのか、結局、叱らずにやめました。
今も、思い出すと、ジ~ンと来るものがあります。
母犬が亡くなってからは、 庭のどこかその辺から、じっとこっちを見てるんじゃないかと?、逆に、いじめが出来なくなりまし
た(笑)。
お母さん、いなくなっても、大丈夫だよ、守るから。と子犬に誓い、天国の母犬には、大丈夫だよ、アンタの代わりに
私達家族があの子についてるから。と、母犬に誓いました。今は、もう、両方いません。
他には、違う犬で、老犬で、片目は白内障で殆ど見えず、耳も遠く、膝も太ってしまった為、曲がり、あまり出歩かず、
その時は、夜で、15メートル程離れていたのに、ハウスから顔を出し、(この子は、外で飼っていました。)、
黙~って、私が気づくのを待ち、こちらを見ていました。
振り返った時、気づき、「○○・・・・、そんな離れたところから、しかも、こんな真っ暗な状態で、片目しか
見えないのに・・・、アンタ、私だってわかるの?」(仕事で、暫く実家を離れていた時で、久しぶりの帰宅
で、そっと庭に出たところだったので、よく、わかったな・・・と思いました。)
あの時も、感動しました。動物はものは言えないけれど、可愛がってやれば、心は通じる・・・。
この犬と自分との間の作り上げた愛情を感じました。ものが言えないだけで、彼女(女の子、お婆さんでした。
当時15歳くらい。)は、何でもわかってるんだろうなぁ~、と思いました。
ク~ン、とも何も言わず、ただ、黙って、こちらを見て、じっと、ハウスの入り口で顔だけ出して、立っている。
気づくまで・・・。
これが、逆に、何と言いますか、深いものを感じました。「暗くたって、後ろ向いて立ってても、15メートル離れていたって、わ
かるんだよ。」と 言いたかったのかな?と・・・。嬉しかったです・・・。犬の愛を感じさせられました。
思わず、駆け出し、この犬の顔を引き寄せ、抱きつきました。
この犬と私だけの、ひっそりとした、ちっちゃな、でも、とても大切な思い出です。
この子も、今は、もういません。でも、いつも心の中にいます。素晴らしいものを、この子達は残してくれました。
まだまだ、いっぱい、あるけれど、この辺で失礼します(笑)。
お礼
なるほどそうですね。イヌグイということばがありますが、好きなものを食べている姿に嘘がないですね。ご回答ありがとうございました。