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「人を許せない子」の解決策とは?
- 小学校教員が悩む「人を許せない子」の問題について解説します。
- 人を許せない子の特徴や行動の背景を理解し、対応策を考えましょう。
- 読書を通じて「人を許す」という価値観を育む方法や、他の感覚を開発するアイデアを提案します。
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質問者が選んだベストアンサー
人を許せない子と、その相手の子。 両方の気持ちを考えなければいけない先生はさぞ大変でしょうとお察しします。 そこまで強いこだわりを持つのは、もしかしたら心の問題があるのかもしれませんね。 このままだとそれが原因で他の子から無視されたり孤立することになるかもしれません。 次に2、3週間たって何か言って来たら、「それは痛かったね。」と、 とりあえずその子の悔しい気持ちを受け止めてあげてほしいと思います。 その上で、2週間前の給食なに食べたか覚えている?とか 3週間前に読んだ本のタイトル覚えている?と聞いてみて下さい。 おそらく覚えていないと思います。 同じようにそんな前の事を言われても、相手も覚えていないだろうから、 もう高学年なのだから、今度からその場で自分で解決するように 話してみてはどうでしょうか? 本来子供同士のいざこざに、大人が介入してはいけないそうです。 まして先生が間に入れば、その子もいつまでも言いつけることを続けるだろうし、 相手の子だって面白くはないはずです。 先生の介入が、かえっていじめを増長させることもありますよ。
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- williumblake
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物語よりもむしろ、法を教えるべきでは? 故意と過失です。 つまり、故意に行った悪いことと、不可抗力や思わずそうなってしまったこととでは、意味合いが異なる、法律上も酌量を考慮すべき対象となる、というところです。 高学年なら、きっともう理解できます。 読書ばかりしている、ということは、自分からはそういう失敗を誰かにしてしまう経験は少なく、かつ、文章を読み返すように過去のことを思い返しては不快になっているのでしょうから、人は失敗するということ、わざとと失敗は違うということを教えれば、または自分が逆に過去の失敗を人から何度も追及されることを体験させれば、理解できるのではないでしょうか。 孤立してしまう、ということよりも、社会が、故意と過失を区別し、かつ、そういう失敗を許容して譲り合って成り立っているのだというところを教えたほうがいいのではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 綱引きの件のときに、 「わざと何回も踏んだと思う?」と聞いたところ、 故意か過失かは関係なく、私は踏まれたのだから許せないというような回答でした。 相手がどのように考えているかではなく、 自分が何をされたかにしか興味がないのでしょうね。
- HAT
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私のクラスにも同じような子どもがいます。(小学校,6年生)相手にされたことをいつまでも恨みに思い,謝ってもらうまでしつこく何かの機会に話します。(2年前の出来事などもありました…)この子どもは担任して2年目ですが,最近では相手の言動を受け流すことができるようになってきました。 効果があったことは,その子の話を最後まで聞き,互いに非があることはきちんと謝ること(加害者・被害者ともに)。トラブルがあったときの対処方法をこちらから教えること。何かあったときはすぐに話すように約束し,話があったときはその日のうちに必ず対応すること。保護者と連携をとり,学校で気になることがあればすぐに話してもらうことです。 これらの対策でトラブルはずいぶん減ってきました。もちろん,1年半かかってやっと効果が現れ始めたところなので,劇的な効果があるわけではありません。こういう子どもの気持ちを変えていくのはとても時間がかかることを実感しています。 あなたのクラスのお子さんが,私のクラスの子どもと同じ症状とは限らないと思うので,これらの方法が効果があるかどうかわかりませんが,一応参考まで。 なお,クラスの他の子どもに対しても,相手の子どもを受容する雰囲気を作っていくことに力を入れました。周りがその子を認める雰囲気が生まれたことも落ち着いてきた一因かな,とも思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 長期間の努力、頭が下がります。 保護者にも相談したことはあるのですが、 なぜ我慢しなければならないのか、相手が謝るのが当然、 本があれば友達なんていらない というスタンスなんですよね。 親のこのような養育態度もこうなってしまった要因の一つだと思いますが、 それではこの先本当に孤立してしまうと思うので、 なんとか変わってほしいのですが、なかなか・・・
こんばんは。 本はわかりませんが、アイデアになります。 「孤立するから、こだわるのをやめろ」というよりは、 むしろ、「許すことの大切さ」という積極的なアプローチで考えると良いと私は思います。 後者の方が、より「自分から積極的に変わっていく」という意識を持たせられると思うからです。 こだわりが強い、というのも長所だと思います。自分で見つけた道を、強く持ち続けられるということですから。
お礼
ご回答ありがとうございます。 こだわり始めた時は、感情が高ぶり、 相手が悪いのだから許すなんて考えられないという様子なんですよね・・・ なかなか難しいです。
「こだわり」の方向がちがうのですが,富へのこだわりを徹底して否定し,時として環境主義者にも数えられる,聖フランチェスコ(フランシスコ)の伝記的小説はどうですかね。 Christian Bobin・中条 省平訳『いと低きもの―小説・聖フランチェスコの生涯』平凡社などがあるようです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 少し難しい文章のようですね。 理解できるかな。
- usagidoshi7gatu
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『レ・ミゼラブル』ヴィクトル・ユーゴ著 などいかがでしょうか? 児童文学としても 『ああ、むじょう』と邦訳され様々な作家が、書いているはずです。 また、この作品を元にした映画が近日公開されることもあり、勧めやすいかもしれません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 どのような物語か読んだことがありませんので、 一度読んでみたいと思います。
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お礼
ご回答ありがとうございます。 「もう高学年なのだから、今度からその場で自分で解決するように」 してほしいところですが、以前それを促したところ、 保護者が「先生は子どもの気持ちを理解してくれないのか、なぜ子どもの苦しみを放っておくのか」 と怒り心頭でした。 結局、いろいろな手を打とうとしても、保護者がそれを突っぱね、 自分の考えを押し通そうとしてしまうのです。 この子が孤立していくのは必然であり、 他人である私にはどう止めることもできないような気がします。 諦めも必要なのでしょうか・・・?