- ベストアンサー
アルミパーツへの脱脂剤の使用
フレームや純正アルミパーツには、コーティングがされていますが、強い油汚れを落とすのに、脱脂剤を使用しても問題ありませんか? タンクなどの塗装部分には当然やってはいけないことだと思います。アルミのコーティングも塗装の一種のように感じるので、心配です。 BC9のようなゴムやプラスチックへの攻撃性が少ないものの使用も検討しています。 前回は、チェーンクリーナー(シール対応)で落としました。 どなたか教えてください。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私が知る範囲で、基礎知識として羅列します。 「アルミのコーティング」とひとくくりにされてますが、1種類でないし呼び方も間違いです。 厳密にはcoatingとは表面処理全般を指しますが、日本語でコーティングという場合にはアフターマーケットでの「薬剤による表面保護処理」のことで、 カーディーラーによる「ポリマーシーラント」やバイクユーザーで好評の「プレクサス」などがこれに当たり、ニュアンスとしては特殊で強固なワックス、というものです。 言われているものはこういったものでなく、メーカー出荷時から施されている、材質表面の防錆と美観向上を目的としたものと思います。 アルミの場合はアルマイト、陽極酸化皮膜ともいい、アルミそのものをコントロールしてさびさせるもので、シルバーに見えるアルミフレームやスポークホイールのアルミリムがそれです、類するものとしてはアルミサッシなどがあります。 もう一つ、同じくシルバーに見えるエンジンパーツは、耐熱ウレタンクリヤ塗装がされていて、傷がつくとそこから水が浸入し粉を吹いたようにさびさせます。 一般にパーツクリーナと呼ばれるものは揮発性で、主成分はアルコール、アルコールの水とも油ともなじむ特性を利用して、水性油性混じった汚れを浮かして取ります。 アルコールは、アルマイトやウレタン塗装を「侵しません」 以上のことを踏まえ、「タンクなどの塗装部分には当然やってはいけないこと」というのは間違いです。アルコールなどよりも塗装への攻撃性の強いガソリンの危険が大きいタンク塗装ですから、アルコールやラッカーシンナー、CRCなどの防錆潤滑剤で痛むことはありません。 それよりもよほど気をつけなければいけないのは、住宅用油脂汚れクリーナー、マジックリンなどのあれです。熱と長い時間で固着した油脂汚れを溶かすことを目的とした強力なものですので、吹きかけて放置すると塗装などを変色させます。 私個人的なお勧めは、パーツクリーナーとガラスクリーナーの併用、生業としていろんなバイクを洗車するわけでなし、なにを使うかは自分のバイクのパーツ各部の表面の特性を一度把握すれば足ります。 私のバイクには、パーツクリーナーで痛む箇所は、シール以外ではないです。
その他の回答 (1)
- sasagurikaido
- ベストアンサー率40% (4/10)
はじめまして。 「脱脂剤」とは、パーツクリーナーやブレーキクリーナーのようなものをおっしゃっていますか?もしそうであれば、問題ないとおもいます。 念のために、陰の部位で目立たないところをパッチテストしてからが万全でしょう。 おっしゃるとおり、一般的には、コーティングされています。「ウレタン」系であれば剥離剤以外の薬剤にはほとんど化学反応示しません。 年式やメーカー、部位にもよるのかもしれませんが、ほぼ問題ないでしょう。 確かに、塗装面やABS、プラスチックなどの部位は、避けるべきです。思わぬ反応を示すことがあります。 そのようなところは、中性洗剤を薄くして丁寧に磨くのがよいでしょう。 汚れ方にもよりますが、白いサビの場合は、コーティングがむしろ邪魔になることも あります。程度にもよりますが、酷い場合には、剥離しなければならないことが多いです。 虫やピッチの場合には、やはりそれに適したものを購入してからがよいでしょう。 油分とピッチは、よく似ていますので、あまり強くゴシゴシしない方が適切です。 いずれにしても、大切なバイクでしょうから、隅の方から、丁寧に磨くのがよいでしょう。
お礼
丁寧なご回答、ありがとうございました。 少しずつ丁寧に磨いていきたいと思います。 以前、ABSのカウル(裏側)の汚れを取るのに、手早くチェーンクリーナーを使いました。これからは中性洗剤で表と同様、マメに綺麗にしようと思います。
お礼
詳しくて、わかりやすいご回答に感謝です。 これからは、パーツクリーナーを怖がらずに使用できるところは使用します。 シール保護には、BC9を使用しようと思います。