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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:自助グループ参加を勧めがちなソーシャルワーカー)
ソーシャルワーカーによる自助グループ参加勧め、障害者の思いとは?
このQ&Aのポイント
- ソーシャルワーカーが精神疾患の方に自助グループへの参加を勧めることが多いが、一部の人は参加を拒否している。
- 自助グループへの参加は一時的に気持ちが楽になるかもしれないが、本当の意味では逃げになってしまい、普通の人たちとの交流ができないことが悩みの一つ。
- ソーシャルワーカーの教育では自助グループや施設の勧めがメインとされているが、障害者たちはその対処方法について疑問を抱いている。他にも機関があるのか疑問を持つ人もいる。
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質問者が選んだベストアンサー
医療ソーシャルワーカーで主にカウンセリングを担当させていただいております。 わたしはいわゆる現場と研究施設の間を行ったり来たりしており、一時期社会福祉士や精神保健福祉士の養成課程の教員もやりましたので、望み通りの回答ではないかとは思いますが、書き込ませてください。 確かにソーシャルワーカーは自助グループや患者会との接触が多く、情報も豊富です。ただそのような組織を“覗いてみてはいかがですか?”とは言えても、参加を積極的に勧めるということはあり得ないことだと思います。 教育の場面においてもそれは同様です。様々な情報を取捨選択してどのように用いるかは個々のワーカーの判断でしょうが、あくまでメインは“個々のケースにどう対応するか”です。 ソーシャルワーカーは、経験が長くなればなるほど自分の得意なスタイルから抜けきれなくなります。ただ自助グループなどに参加させる権限などは一切ありません。結局はクライエントがどのように判断するかは私たちには決められないのです。 もし仮にそのような組織への参加を積極的に勧めるようであれば、その裏にはワーカーに対しての何らかの見返りがあると穿った見方をしてもよいかもしれません。 私などは精神疾患の方に限らず高齢者などでも自宅で生活し、地域社会と共生するのが普通だと思っているので、クライエント自身が見つけてくるならまだしも、こちらから勧めることはまずあり得ないことと思っています。個人的にはどうしても施設の利用を考えなければいけない場合には、私より豊富に情報を持つ他のソーシャルワーカーに意見を求めるか、交代してもらうかのどちらかを選択しています。
お礼
ありがとうございます。 専門でお仕事をされている方にご意見もらってとても参考になりました。 全くの素人の意見なのです・・・。もし気を悪くされたら申し訳ありませんでした。 積極的には勧めない、個人の判断を大事にする、という言葉を聞いて納得しました。 精神科の病院で入院されている人に対しては、国の制度からもなるべく退院させるように方向づけがなされている、と聞いたことがあって、それならば、ソーシャルワーカーに携わる役割というのは、施設や自助グループに移行させることが基本の道筋なのかな?と安易に思ってしまったのです。 でも、精神科にかかっている人たちは、もしかすると普通の社会で生活をしてきた人、あるいは社会的地位の高い人もいるのではないかなとも・・。そういう時に病院と社会の間にあるものというと、施設や自助グループしかありえないのではないか?と思ったんです・・・。 その人の希望を、少ない言葉からも察して、最もその人らしい生き方ができるように、そして社会につなげていけるように寄り添いながらサポートしていくという仕事は、大変なことなんだなと思いました。 ありがとうございます。