CPU:中央演算装置、ここでほぼすべての処理が行われています。単位はHz(ヘルツ)。クロック数と称し、1秒間に処理できる
データ量を表し、単純に大きくなれば処理速度が上がりますが、例外も出てきました。Athlonはモデルナンバー(公には言い
ませんが、Pen4のどのクロック数のものと同等かを示す指標)という単位を指標としています。
現在はGHz(ギガヘルツ、1GHzは1,000,000Hz)単位のCPUが標準となっています
メインメモリー:一般にメモリーと称するものです。単位はB(バイト)現在はMB(メガバイト、1MBは1,000B)単位、高価なものは
GB(ギガバイト)単位になってきました。CPUが処理するデータは一度ここに集められてから処理されます。そのためメモリーの量
が少ないといくらCPUが高速でも意味が無くなってきます。
Win98SEだと最低でも64MB、できれば128MBから256MBはほしいです。
HDD:Windowsやワードなどのソフトはここに記録されています。ここからソフトを起動してメモリー内で処理します。
単位はメモリーと同じくB(バイト)。現在は数十GBのものが主流で数百GBのものも当たり前になってきました。
ほとんどのデータはCPU、メモリー、HDDの間を行き来するため、これらはもっとも主要なパーツといえるでしょう。
当然保持するデータよりも大きな容量を持たないと、保存できません。
最近はTVなどを録画できるマシンが増えたため、HDDの容量も増加の一途をたどっています。
究極の組み合わせ:今出回っているもっとも高価なパーツを組み合わせることで処理速度などの向上は見込めます。
ただ、究極の組み合わせというものは存在しません。いくら高速でも目的にあったものでないと意味はありません。
必要なのは最高ではなく最適なシステムの構築です。
渋滞中の都市部の道路をF1で走っても全く意味はありません。それよりも原付や自転車、場合によっては歩きの方が便利ですよね。
システムリソース:Win9x系でよく問題にされるものです。簡単に言えばメモリーの一部をそう呼称して使用します。
OSやソフトは起動するときにそのリソースの一部を利用します。しかしWin9x系では旧世代のMS-DOSシステムとの互換性を保つため、
古い規格を保持した結果そのリソースの大きさが非常に小さいのです。昔は良かったですが、どんどんソフトが高度になった結果、
ソフト同士でのリソースの取り合いという状態を招く結果となりました。そのためリソースが減るとマシンが不安定になります。
この、リソースはサイズが決められているためメモリーを増設しても増え
ません。節約するには起動するソフトを減らすしかないのです。
Win2000やXPだとこの問題が解決されています。
お礼
了解しました。詳しくご解説いただき深謝いたします。