ブリキなら接着剤よりも半田付けのほうが良いでしょう。
ブリキは錫メッキされた鋼板ですから、簡単に半田付けができますし、綺麗に流れればかなり強度もあります。
ブリキの接合面をサンドペーパーなどで軽く磨き脂分などを綺麗にふき取ります。
付ける物の大きさから考えて60W~80W程度の半田ごてが適当かとおもわれますのでそれらを用意して下さい。
磨いておいた素材の接合面にまず薄く呼び半田を行います。リングを接合せずに単独の状態で、フラックスかペーストを薄くつけ接合面をこてで十分加熱(こてではなく素材に半田を当てて溶ける程度)して接合面に薄くメッキをするようなつもりで半田を流します。このとき多少余計に流れても気にする必要はありません。両方のリングに呼び半田ができたら、呼び半田をした面どうしを付けた状態で針金などで固定してから再度こてで加熱します。十分に加熱したところで接合部に半田を流し込んで冷ませばOKです。周囲に半田が着いてしまった場合はヤスリなどで削れば簡単に落とせます。また、ずれてしまったなどの失敗があっても、再度加熱すればやり直しができます。
金属同士の接合ですから強度は通常の接着剤などより強いかと思われますし、200℃程度(半田の種類による)の耐熱性も有ります。このような用途で使うのであれば、電子工作用の半田よりも高温半田のほうがいいのですが、ホームセンターなどで売っているやや太め(1.6mm~2mm程度)のもので良いでしょう。鉄・ステンレス用のフラックスか一般用のペーストがあれば良いでしょう。
それから、初めて半田ごてを使うときは一寸した儀式があります。これをやっておかないと、上手く半田がこてに乗りませんので必ずやる必要があります。といっても簡単なことですけどね。
まず、半田を用意してからこてに電源を入れてこてを加熱しながらこて先に半田を擦り付け続けます。1~2分すると半田が溶け始めますので、ここでこて先全体に半田を塗りつけて半田でメッキをします。これをやっておかないと全く半田が乗ってくれなくなってしまいますので、必ずやって置きましょう。
最後に、半田付けは素材もこて等の器具も高温になるので火傷をしたり周囲を焦がしたりしないように注意しましょう。コンクリートブロックなどの上でやれば良いでしょう。
お礼
詳しいご回答ありがとうございました。