どこまで知った上での質問かで回答のしかたが変わるのですが…
レイヤっていうのは、通信の階層のことです。
物理信号
イーサネット
IP
TCP/UDP
となるごとに、レイヤが上がります。
あるレイヤのスイッチというのは、そのレイヤの情報のみで、信号の行き先を
切り替えるスイッチのことです。
レイヤ2スイッチは、やってきたパケットの宛先イーサネットアドレスを見て、
そのパケットをどっちに投げればいいかを判断します。判断のためには、過去
にやってきたパケットの発信元イーサネットアドレスを一定時間記憶しておき
ます。ラーニングブリッジと機能は同じです。
レイヤ3スイッチは、やってきたパケットの宛先IPアドレスを見て、そのパケッ
トをどっちに投げればいいかを判断します。いわゆるルータに、足が増えて速
くなったものと考えてもいいです。
レイヤ4スイッチは、やってきたパケットのプロトコルと宛先ポート番号を見
て、そのパケットをどっちに投げればいいかを判断します。TCPの場合は、セッ
ションによって切り替えるものもあるかもしれません。負荷分散などに使われ
ます。
たいていの高いレイヤのスイッチは、低いレイヤのスイッチの機能も兼ね備え
ています。