らんちゅう水槽の水について
らんちゅうはとても水質に敏感で、病気にも弱いです。ですから和金の水槽の水は
使わないでください。
和金の水槽を使うのなら、一端、中の物を全部取り出して水道の水できれいに洗っ
た上で新しく水道の水を入れて2,3日経ってかららんちゅうを入れてください。
水槽の中には砂利以外の物は入れない方がよいと思います。エアレーションか、上
部フィルターが必要ですが、エアレーションだけの場合は水質の悪化が早いので、3,
4日ごとに、上部フィルターの場合は1週間ごとに、半分程度の水替えをしてください
いっぺんに全部の水を替えちゃうと、水質が激変してらんちゅうによくありません
それから、らんちゅうは泳ぎがとても下手なので、なるべく水流ができないように
してください。(上部フィルターの場合は落ちてくる水の方向を壁側にするとか・・
ちなみに私は水槽の深さと同じ長さに塩ビパイプをカットし外周に小さな穴を開けて
上部フィルターの水が落ちてくるところにセットしています。)
上部フィルターの濾材は目詰まりする前に清掃してください。目詰まりすると大概
らんちゅうの調子も悪くなってきます。
水質が悪くなるとすぐにらんちゅうの調子が悪くなってきますので、その場合は早
めに水替えをしてください。
らんちゅう飼育の注意点
らんちゅうは泳ぎが下手で、水質の悪化にも弱いので他の種類の金魚とは絶対に一
緒にしないでください。他の種類の金魚が全然平気な環境でも、らんちゅうは耐えら
れないことが多いです。
それと金魚は必ず育ったところに特有のウイルスのような物を持っています。自分
には免疫があるのですが、別のところで育った金魚には免疫がありません、このため
特に病気に弱いらんちゅうは、例えらんちゅう同士であっても別の金魚屋から買って
きたものを同じ水槽に入れると病気になることが多いです。
60cm水槽で飼うとしたなら、10cm位の物で3匹、5cm位の物で5,6匹
程度にしてください。それ以上になると水質の維持が難しく、結局、このくらいの数
になるまで、弱いらんちゅうから死んでいくことになります。
えさのやり過ぎに注意してください。60cm水槽なら朝夕に1回ずつ小さなスプ
ーンに1,2杯程度が限界です。金魚を死なせる原因のほとんどはえさのやり過ぎに
よる水質悪化です。水替えを頻繁にやればよいのですが、水替えは水質の変化を伴い
リスクがあります。また、水替えをしたら半日はえさをやらないでください。