こんにちは。趣味のこだわり有機野菜作りを三反余りの畑で楽しんでいます。土地が広いので経費を節減する為にも有機堆肥栽培が基本となっています。堆肥の基本材料は無農薬・有機米を栽培している農家から頂く大量のモミガラ、稲ワラ、そしてモミガラを処理したクン炭、農村地帯ですので近隣のコイン精米所の米ヌカ、近くの木材センターのノコクズ(使用要注意)とtomokoさんの御質問の枯葉堆積が主材料になっています。このどれもが無料でいつでも調達出来、貯蔵出来るところがミソです。
さて、御質問の枯葉堆積ですが、私は毎年二月三月に一年分の枯葉を採集します。一応昨年の枯葉でなく、何年も前の枯葉堆積が目的ですので一度採集した所は三年は採集できません。普段から彼方此方の山を調査して車が近くに入れる国有林を探しています。(私有林や村が管理しているような山は入らない事)。冬に集めるのは、例の見ただけでも寒気が走る、ニョロニョロさんが出ない事、蚊や蜂の心配がない事です。それでもムカデの心配もありますので必ず厚手のゴム手袋をしてくださいね。
持ってかえった枯葉堆積は木枠で作った第一次醗酵所に米ぬかと鶏糞を混ぜながら積み上げます。雨がかからないようにして夏期で二週間、冬場で一ヶ月時々攪拌と水分の調整をしながら醗酵させます。この時大切なことは、米ぬかや鶏糞で醗酵温度が高温になります。50度以上上がらないように切換しをまめにするのが重要なポイントです。高温のままほうっておくとただの焼け堆肥となってしまいます。私はこの醗酵させた枯葉を取材量に醗酵小屋で骨粉やクン炭、ノコクズ,バイムフー、油粕、魚粉などを投入して最終的な有機堆肥をつくりますが、第一次の枯葉だけでも立派な有機堆肥です。ただ、第一次の枯葉醗酵だけですませる時はその使用目的によって、燐酸(骨粉)か窒素(油かす)などを追加すればただの堆肥が有機肥料に変身します。
tomokoさんの畑は80坪もあるので、やりがいがありますね。私も自分や家族友人たちが食べるために作っているので、農薬は絶対に使えませんし化成肥料も小屋の中に入れていません。趣味ですからこんな「こだわり有機野菜」が出来るのだと思います。楽しくがんばりましょう。すこしくどくなってごめんなさいね。
お礼
そうですね。実は山が近くにあります。落ち葉を集めればはやいですね。 早速そうします。みなさんに教えてもらったことを参考にしておいしい野菜を作ります。ありがとうございました!