> 児童相談所で働くためには社会福祉士の資格を取って
> 地方公務員になって福祉職か心理職に応募し、
> その上で、試験に合格して、
> 児童相談所への配属されるのを待つのもわかりました。
> 他には方法がないのでしょうか?
保育士の資格を取る、という方法もあります。
ですが、地方公務員をめざす必要があるのは同じです。
したがって、事実上、他の方法はありません。
アルバイトやパートではしかたないので、
正職員をめざすかぎり、公務員試験をめざす必要があります。
地方公務員にならなければ、児童相談所職員にもなれませんよ。
> 社会福祉士の仕事内容を調べてみると
> 主として社会福祉に関わる相談に応じたり
> 助言、指導、援助を行うと書いてあります。
> これは心理とは関係ありませんか?
無関係です。
心理相談やカウンセリングではないんです。
よく似ていますが、ケースワーク(福祉援助技術)といって、
社会資源をつないでゆくのが、社会福祉士の仕事です。
社会資源というのは、地域などにある様々なサービスのこと。
例えば、子どものことでしたら、母子家庭などもありますよね?
このとき、子どもをどうするかということだけじゃなくて、
お母さんの就職のこと、福祉の手当金(児童扶養手当)のこと、
あるいは、お母さんに障害があって就労困難ならば障害年金のことなど、
そういった様々なサービスを利用できるようにつないでゆきます。
そのための相談に応じたり、アドバイス(指導・助言)をしたり、
時には実際にサービスを与える(援助)のが、社会福祉士の仕事です。
ですから、心理やカウンセリングなどの知識は、
正直いって、実際の現場ではそんなに必要とはしません。
むしろ、福祉に関するいろいろなサービス(制度)のことを
幅広く知っていることが求められてきますし、
横に社会資源をつないでゆくのが社会福祉士の仕事なので、
いろいろな関係者とのかかわり(人脈)も問われます。
(ほかの専門家につないで、その人の力も借りるというイメージ)
どうやら、社会福祉士のイメージを間違えておられるようですし、
また、児童相談所=カウンセリングというイメージが強いようですね。
そんなことはないですよ。
もし「カウンセリング」「心理」を志向しておられるのでしたら、
ちょっと申し訳ないのですが、やはり、ずれてしまっていると思います。
お礼
もう一度最初から児童相談所での仕事内容を調べなおしてみました。 そして自分の住んでいる地方公務員の採用人数と希望者も調べたところ 多数の希望者がいる中で若干名しか採用されていない現実も知りました。 その若干名に入ったとしても児童相談所で働けるとは限らないというもの よくわかりました。 それでも私は困ってる人を助けたいという気持ちのほうが大きいので がんばってみたいと思います。 結構長い間、説明ありがとうございました。 大変助かりました。