絞り値の実際
絞り値の実際
PENTAX K-7とPENTAX FA 100-300mm F4.7-5.8という組み合わせで
写真を撮ることがあります。
このレンズは、100mm側の開放値がF4.7で、300mm側の開放値がF5.8です。
とても中途半端な数字です。
絞り優先(Av)モードで撮影するとき、
例えば、焦点距離100mmのF値開放で撮るとき、
カメラの液晶表示部には、F4.5と表示されます。
また、このときの撮影画像のExifデータでも、
絞り値はF4.5となっています。
同様に、300mm側開放で撮影したときも
カメラ液晶表示、Exif表示ともにF5.6となっており
F5.8ではありません。
絞りの開放値が、もともと中途半端なので
表示されないことは納得できることです。
で、疑問に思うことは
実際に撮影するときには、どのような露出値に決定されているか・・・ということです。
絞り優先モードで100mm、絞り開放にセットしたとき、
シャッタースピードの値を、
カメラは表示されたとおりF4.5の絞りで計算するのでしょうか。
そうすると・・・
実際に撮影された画像は、
F値にして0.2分だけ明るくなっているということでしょうか。
それともカメラの表示、Exif表示には関係なく
F4.7として撮影されているのでしょうか。
現実の撮影場面、または撮影された画像のレベルで言えば、
私は超しろうとカメラマンですので
F値にして0.2分なんていうのは
無視していいぐらいの数字だということは納得しています。
理屈的に、メカ的に現実はどうなっているかが
知りたいと思っています。