正中線で帝王切開

質問

帝王切開で出産したとき、お腹のへそ上下に走る正中線で切開されていました。
手術のときは、正中線上でお腹を切るものなのですか？
また、それはどういう理由からなんでしょう？

私は、ずいぶん昔から、多分中学生の頃からお腹中心に縦線がありました。
それが正中線というものだと、今日ネットで調べて知りました。

この線は女にはあるんだよとか、手術のときに切る目印なんだよと親に聞いたような気がします。

ネットでは正中線は生まれつきある人もいればない人もいる、ホルモンの影響で出現する、自然に消えるものだがあまり長く消えない場合は受診を、とかいろいろな情報があり、わけがわかりません。

開腹手術のとき、正中線上で切開する意味と、正中線についてのわかりやすい説明をお待ちしてます。

回答No.1

masyatoraman · ベストアンサー

以前、手術室で勤務していました。

正中線で切開するのは、手術視野を充分に確保するためです。

特に帝王切開では羊水が多量に流出し、胎盤が剝がれたり出血が多いので、直接の目で手術する部位を見ることはとても重要です。

皮膚には割線があるので正中線で切開すると、左右に大きく開くことができます。

これが横切開だと割線の走行に逆らうので、上下に広げることはできますがよく開かないため、体内の臓器が見えにくくなります。

確かタイだったと思いますが帝王切開といえば横切開が当たり前なので、タイ人に正中切開で手術したら怒られたと、産婦人科医師から聞いたことがあります。

ただ婦人科の手術で患者が若い場合（帝王切開というと、普通は正中切開です）ビキニを着ても傷跡が見えないように横切開することが多いです。

貴重な経験でしたが、整形外科医の夫が立会いの下で行われた帝王切開は横切開でした。

赤ちゃんの胎内での向きが横向きでしたので、産婦人科医師は赤ちゃんを傷つけないように、とても注意しながら手術していました。

はっきりと覚えてはいませんが、患者さんがどうしても横に切って欲しいといえば、帝王切開でも横切開したことが数回くらいあったように思います。

補足

ありがとうございます。

やはり、手術のときの目印だったんですね。

また質問があるんですけど、皮膚の割線とは、鳥のささみをゆでて、手で裂ける方向がありますよね。
それが割線なのでしょうか？

正中線は、皮膚の割線上にできているということなのでしょうか？
すみませんがよろしくお願いします。

回答No.2

zyxxyz

こんにちは、私も以前は手術室で働いていましたが、医師でも看護師でもありませんので、帝王切開の経験者として回答します。

今年の４月に帝王切開で出産しました。
私の妹も６年前ではありますが、帝王切開で出産しました。

私は質問者さんの仰る通り、おへその下２cmくらいのところから１０cmほど正中線上で切りました。

対して妹はお腹のふくらみがあった一番下辺りで、横に１０cmほど切りました。

縦と横、何が違ったのでしょう？
私は緊急帝王切開。
妹は予定帝王切開でした。

これは病院によって方針が違うこともあるので、私が手術を受けた病院では、という話しになりますが。
妹は赤ちゃんが逆子だったので、なおらなければ帝王切開にしようと言われていました。

私は逆子だったのがなおっていて、妊娠中太った以外は特にトラブルもなかったので、経膣分娩の予定でした。
……が、微弱陣痛でお産がすすまなかったので、２日目から陣痛促進剤も使いましたがやっぱりダメ。痛みは増すばかり、眠れず食べられず、フラフラでした。
入院してから４日目の朝、破水から２４時間以上過ぎていて感染の心配があり、赤ちゃんの心拍も弱ってきたということで、緊急の帝王切開になりました。

入院中、医師や看護師さんと話す機会が何度かあり、妹は横に切ったのになんで私は縦なのか、と聞いた時の答えが先の予定か緊急かの違いだと言われました。
ちなみにお腹は縦に切っても横に切っても、子宮は横に切ってあるそうですよ。

お礼

お返事ありがとうございます。

私も、今年４月に帝王切開で出産しました。偶然ですね。

縦切りか、横切りかは下記のサイトに詳しく書いてあるので、参考にしてみてくださいね。

http://ameblo.jp/sanfujin/entry-10975248894.html

緊急帝王切開だと、縦切りが多いみたいですね。