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シリコーンスプレーの有効性
タイヤ交換を考えているのですが、 タイヤのサイド・内側に シリコーンスプレーを塗って保護をしておけば、 紫外線からの保護・チューブとの摩擦に対して有効だと思うのですが・・ どう思います?
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シリコンオイルというのは、耐熱性、耐寒性が高く、化学的にも安定しているので、化粧品から工業用途まで幅広く使用されています。 しかし、表面張力が非常に低く、浸透性が高いことから様々なトラブルを引き起こす厄介な素材としても有名です。 自動車でも、家電製品でも思わぬところまで浸透して電気接点不良を起こす問題が最近報告されています。 シリコンスプレーのプラスチック保護剤を使用したためにパワーウインドーのスイッチの接点が接触不良を起こしたり、 ファンヒーターで髪の毛を乾かしたときに使用した整髪用スプレーのシリコンオイルがファンヒーターの接点不良を誘発したりします。 シリコンオイルには潤滑性を高める効果がありますから、 タイヤのゴムに染込んだシリコンオイルは表面に移行し、耐摩耗性を改善する効果が期待できます。 しかし、グリップ性が極端に低下する危険性があります。 特に濡れた路面で急激に滑るのではないでしょうか? 実験したことはありませんが、非常にリスクの高い可能性があります。 参考URL http://www.silicone.jp/j/catalog/pdf/fluid_j.pdf かつてスポーツシューズメーカーが中国など、人件費の安い地域で生産を始めた頃、 靴底の耐摩耗性に対する基準が高く、現地のメーカーではどうしようもできませんでした。 現地の、創業間もないゴムメーカーは、要求される耐摩耗性の基準を満たすためにシリコンオイルをゴムに浸透させて耐摩耗性を高める手段を用いましたが、滑りやすく危険で問題になったことがあると聞きます。 大型バイクのタイヤなどは、新品の状態では表面保護と生産性向上のために表面にシリコンオイルが残っていますが、 付け替えてすぐに、コーナーで倒し込むとシリコンオイルのためにグリップが不足して転倒します。 止めておいた方がよろしいかと、 タイヤの寿命は、紫外線にさらさないことと、定期的に使用することです。 ゴムの中に練り込まれた劣化防止成分は、ゴムが伸び縮み(変形)を繰り返すことで表面へ移行してゴムの劣化を防止します。 毎日乗る自転車のタイヤより、放置自転車のタイヤの方がひび割れた劣化が早いのはこのためです。
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- ka2_abe
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補足質問の意味が不明です。 オイルだろう? 全く無意味な危険行為です。
- ka2_abe
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まず。 シリコン「オイル」スプレーですからね? ゴムへの攻撃性は確かにほぼ無いですが オイルですので垂れてきたり広まったりして 「付いてはいけない箇所」に 「オイルが付く」という事になります。 つまり、タイヤサイドは消えた。 =ディスクブレーキならありかも? タイヤ内部ですが・・・ ここは塗るべき物が違うでしょう。 ゴムとゴムが擦れ合わない・くっつかないことが肝要ですから 漏れ出してきて悪さをするシリコンオイルより 一般的なタルク=鉱物粉=ベビーパウダーを 使用するのがよいでしょう。 紫外線保護には 当たり前ですが「タイヤを日光に当てない」ことに尽きます。 カバーを掛けておく方が効果大ですね。
お礼
コメント、ありがとうございました。
お礼
そういえば、 昔、バイクに乗っていた時、タイヤ交換後、 ツヤツヤで、グリップ力が悪く、やけに滑ると思っていたら、 こう言った理由が、あったんですね。(^_^;) タイヤの中に、 老化防止成分が練りこんである事は、知りませんでした。 シリコーンを塗りこまずに、 タイヤ交換をしたいと思います。 シリコーンのメリット・デメリットを、 詳しく、解りやすく、 具体的に説明して頂いたので、十分納得できました。 paddrinkさん、 大変参考になりました、 ありがとうございました。(⌒_⌒)ノ♪