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国内トップ選手に粘着ラバーユーザーが少ない理由
国内トップ選手に粘着ラバーユーザーが少ないのは、なぜでしょうか?(世界最強の中国ではみんな使っているのに。) 2012年1月の全日本選手権でランキング入りした選手だと、男子はゼロ(テナジーやファスターク等のスピン系テンションばっかり)、女子でも以下3人だけです。 ・福原愛選手「スピンアート」 ・平野早矢香選手「キョウヒョウNEO3」 ・福岡春菜選手「トリプルパワー」
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やはり一番はその機能の違いの大きさ故に、使いきれない・こなせないのが理由じゃないかな? 俺も「中国粘着ラバー」移行を断念した一人だしw 先ずは「弾道」の違い。 前陣でのフルスイング、そしてドライブ速攻を常とする中国卓球を支えてるそのラバーなんだけど、その弾道は直線的。 前陣で弧線を描くとオーバーしてしまうし、弾み抑え目も同じ理由から。 打点を落としてしまうと弧線を描き辛いので、ネット一直線だし。(男子で低い球ををカットで返す場面が多いのはそんな理由から) 女子は前陣でバチバチ打ち合うから、そんなデメリット?は出にくい。 (常にカウンター状態w) 中国では卓球始めた時より粘着ラバー使ってるのが大きいよね。 対して日本は高弾性(含むコントロール系)だから、移行するには一からやり直す位の覚悟が必要。 (一度クセがついてからのやり直しの大変さは言うまでもないw) 同じラバーという製品でも全然別物との認識が必要かな? 似たような「山」じゃなくて、対峙してる「山」なんだ。
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- 25Ma75i7S
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国内どころか、世界的に見ても中国くらいしか粘着ラバーは主流じゃないよ。 弾まず、扱い難いのがその理由だろう。 昔は回転量を求めてチョッパーとかルーパーとかが使ってたし、スピードグルーやブースターがOKな頃はそれで弾みも補えてたしね。 今のスピン系テンションは十分に回転が掛かるし、粘着に比べりゃ弾みも格段。 わざわざピーキーなラバーを使う理由が見当たらない。 中国が何で使うかって? ピーキーなラバーを使いこなせるように訓練してるからさ。 (噂じゃ、検知されないブースター使ってるって聞くけどw) それでも、バック面に使ってる選手は俺の知る限りいないね。 昔は居たんだよ。というか、中国選手は全員そうだった。 国家代表でありながら、外国産ラバーとはけしからん!って理由とかw だから悪いことは言わん、粘着でなきゃいかん理由が無いなら、粘着はやめとけ。 使いたいってんなら止めないけどな。
お礼
回答ありがとうございます。 >それでも、バック面に使ってる選手は俺の知る限りいないね。 >昔は居たんだよ。 両面に粘着を使っていたメジャーな選手だと、女子は王楠選手が最後ですかね。 >弾まず、扱い難いのがその理由だろう。 >わざわざピーキーなラバーを使う理由が見当たらない。 粘着ラバーは使いにくいですよね。私も高弾性から粘着にシフトしたのでかなり苦戦してます。普通の回転系テンションと異なる球質のボールがでるので、対戦相手が嫌がってくれるのは嬉しいです。
まず、粘着ラバーと他の違いですが、粘着ラバーは引っかけるようにインパクトした時にスピン性能を発揮するのに対し、他(高弾性、テンション系)は適度に食い込んだ時にスピン性能を発揮します。 中国は半世紀にわたって世界の卓球をリードしてきましたが、ここ数年ほど他を圧倒した時期はなかったようにと思います。 現在の中国の強さの大きな要因に「台上攻撃」にあります。台上の少し浮いたボールや少し台からでるボールに対してフリックやループドライブではなく、より攻撃的なボールを打つようにしています。これはひっかけるようなインパクトでトップスピンをかける打ち方ですので粘着ラバーが向いています。大きなラリーになったら必ずしも有利ではないけど、サービス~3球目という早い段階で優勢を確保する戦略を実行する手段が台上攻撃であり粘着ラバーということではないでしょうか。 中国以外では未熟な戦術、技術であるため粘着ラバーはウケないのだと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 >中国以外では未熟な戦術、技術であるため粘着ラバーはウケないのだと思います。 確かに、中国の台上攻撃は凄いですよね。
お礼
回答ありがとうございます。 >やはり一番はその機能の違いの大きさ故に、使いきれない・こなせないのが理由じゃないかな? >移行するには一からやり直す位の覚悟が必要。 確かにそうですね。愛ちゃんや春菜さんは、中学からずっと粘着使ってますからね。高弾性やテンションをずっと使い続けてきた人が、粘着にシフトするのはかなりリスクがありますね。