今は亡き桂枝雀は落語のサゲ(落ち)を4つに分類しました。
あくまでもサゲの部分ですのでご了承を。
また、従来は「にわか落ち」「考え落ち」「しぐさ落ち」の3種類と分類されていました。
合計で7種類ですが、ここでは枝雀の4種類について。
どんでん 謎解き 変 合わせ の4種類です。それぞれについてちょっと説明を。
どんでん
物事の展開がいったん落ち着きや一致を見せることによって観客の心理が一度安定に傾き、その後に意外な展開になって不安定な方向に振れることで、落差により笑いが起きる。逆のパターンが「謎解き」である。
謎解き
物事の展開が観客にとっての謎を生むことで心理が不安定に傾き、その後に謎が解決して安定することで笑いが起きる。逆のパターンが「ドンデン」である。
へん
安定状態を経由せず、通常の状態からいきなり物事が不安定な方向に逸脱してしまう作用によって笑いが起きる。逆のパターンが「合わせ」である。
合わせ
不安定な状態を経由せず、二つの異なる物事が合致してしまう安定化の作用によって笑いが起きる。逆のパターンが「へん」である。
説明はウィキペディアからのコピペでした。