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小学生駅伝大会ってどうでしょうか?
我が県では、小学生の駅伝大会があります。 12才以下の子供たちに、駅伝大会は必要だと思われますか? 中学生の陸上競技種目でも、1500m以上の競技がないと思います。 心肺系の競技は中学生以降でいいのでは? 神経系の競技を小学生年代にしておく方がいいと思う? 皆さんのご意見お願いします。
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こんにちは。中学生を指導しています。 私の手許に『練習法百科・陸上競技』というものがあります。現在でも入手可能ですが、初版は1970年代です。そのなかに以下のような一節があります。 「あまりにも低年齢で本格的な長距離練習に取り組むと、その選手はオーバーヒートしてしまう。」 そして、年代に合った練習メニューが提示してあるのですが、なぜ「オーバーヒートしてしまうのか。」についての言及はないのですが、現在では一部の指導者の間ではこのことは常識になっており、我々も注意しているのですが、この事の危険性は少なくとも40年前には認識されていたようです。 さて、オーバーヒートの原因ですが、現在では以下の2つが有力であるとされています。 1.毛細血管が未発達になる。 2.内臓の発達になんらかの影響を及ぼす。 1についてですが、大人のランナーでも、レペやインターバルなどのスピード練習ばかりしていると毛細血管が消滅することが確かめられています。ご存知のように血液には粘性(少しドロドロしている)がありますから、心臓の鼓動が上がり血流が速くなれば通りやすい大きな血管にばかり流れ、毛細血管をスルーするようになり、やがてはそれが退化するというわけです。しかし、LSDなどのゆっくり走を繰り返すと、再び毛細血管は復活するとされています。 しかし毛細血管が未発達な子どもでは復活は難しいと言われます。これから毛細血管を作ろうかという時期に追い込むと、そもそも最初から体には作られないというわけです。全く出来ないのではないと思いますが、作られにくいという説があります。全身にくまなく酸素を運ぶ毛細血管の未発達は、成長期を過ぎた辺りからの競技力低下におおいに影響するでしょう。 2の内臓に関しては、文献を目にしたことはありませんが、胃腸などの消化器系が影響を受け、身体の発達によろしくないという人がいます。強い選手はとにかくよく食べるものです。 腎臓や肝臓に悪影響があり、レース中に使うエネルギー源を蓄える能力が十分に発達しない(肝臓)とか、老廃物の排出能力が落ち(腎臓)疲れやすくなるなどという人がいます。 私の経験上でも、小学生の頃に年間を通して本格的な長距離練習を続けていた選手は、高校生辺りで急激に記録の伸びが止まってしまうのを強く感じますし、全国小学生陸上大会には長距離種目が実施されないのはこうした理由があるとされています。 では中学生になるとどうかですが、やはり年代に沿った量と質が大切です。 ただし、例えば小学生の頃に、1年のうち2~3ヶ月程度の練習は問題がないようです。佐藤悠基選手は6年生から陸上クラブに入ったそうですが、年中長距離ばかりやった訳ではないようです。 ですから、質問のお答えとしては「駅伝大会そのものは否定しませんが、大人が熱中して子どもを潰さないようにしてほしいです。」といった感じです。 質問者さんの仰るように、スキャモンの発育曲線に沿った指導が望まれます。
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- kyo-mogu
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大人と同じ距離なら問題だけど、子供に合わせた形なので問題無いです。 高学年は十分に発達しているのと、チームとしてやり遂げる事も大切です。 それと我が地方では、怪我を減らす為に、先生に対して専門家からの指導など受けて行っています。 選抜メンバーなので問題のある子どもは走りませんが。
- pupipupi2015
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駅伝に関しては問題はないと思います。 必要かと言われると必ずではないとは思いますが・・・ チーム戦になるので走るのが苦手な子供は精神的に嫌な子もいるかもしれません 心肺機能は過度でなければ早いうちから鍛えたほうがいいと思います。 種目に関しては、中学生でも3000mや市民マラソンで5キロなどありますし 小学生でも市民マラソンで3キロなどあります。 自分の小学校でもマラソン大会が毎年あり、1年生は1キロ6年生は2キロだったと思います。 ただ、普段運動してない子供と毎日運動している子供の差は大きいと思うので 全員に同じことを求めるのは少し怖いですね。 質問者さんは反対なのでしょうか? 個人的な意見ですが、自分は得意なことがあまりなく走ることが少し得意だったので こういう行事くらいしか活躍できませんでした 逆に、合唱や学習発表会など嫌な行事がたくさんあり精神的に苦痛でした、それこそ意味があるのですか?というような思いでした 話がずれてしましましたが、多くの子供にチャンスをという部分で こういうのもあってもいいと思います
お礼
確かに、得手不得手がありますよね。 小学生時代だったら、駅伝より、マイペースで走れる、 マラソンでいいのではないかと思っていました。 大人が、熱くなりすぎているのが、気になっています。 回答ありがとうございました。
- takapeko
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私の地域ではずっと前から行われていますし、国内でもトップクラスに盛んな県です。 熱中症対策を十分考えるとか、長時間にわたる無意味な練習をしないなど注意する必要は感じます。そして現状を見る限りしっかり対策しているので問題意識を持ったことはありません。 私個人は好きな種目じゃありません。しかしリレーマラソンという比較的軽度なものがここ最近流行していて参加しています。そこにもたくさんの小学生がチャレンジしていますよ。 どういう系統が云々よりも勝利至上主義にならないことが小学生年代の一番の問題点だと思います。ですから、ひょっとしたら質問者さんが疑問に思ったのも、あまりにも勝ちを意識した駅伝大会になっているんじゃないかと感じました。 そうだとしたら問題だと思います。そうじゃないのなら、何事にもチャレンジし、早いうちに得意不得意、好き嫌いを知るのは良い事だと思います。
お礼
主役の子供より、脇役の大人が勝ち負けに拘りすぎているのが、 気になっています。長期的視野に立って、子供達を見守れる大人を増やしていきたいです。 回答ありがとうございました。
- born1960
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走る距離によりますね。一人あたりどのくらい走りますか? ちなみに中学生の陸上競技大会は3000mという種目があります。 小学生の大会では女子800m 男子1500mですね。 なので、一人あたり1キロ未満なら問題ないのではないでしょうか?
補足
各区間の距離 男子1区(2261m)3区1800m)5区(1464m)7区(1800m)9区(1864m) 女子2区(1464m)4区(1464m)6区(1800m)8区(1800m)
お礼
回答ありがとうございます。 高学年の発達している子の判断が難しいですね。