- ベストアンサー
トレントシェルジャケットの結露問題とは?
- トレントシェルジャケットを使っている際に気になるのが、結露の問題です。
- トレントシェルジャケットは2.5レイヤーのため、結露しやすいと言われています。
- ハイエンドの防水透湿素材ではなく、コーティング素材を使用しているため、結露の発生が疑問視されています。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
トレントシェルのプルオーバーを持っています。 主に自転車に使っているのですが、私はこれで結露に悩まされたことがないんですよ。というより結露はするのですが、ゴアテックスと同等なのであまり気にしてないというか。 パタゴニアのH2Noは、他に3レイヤーのものを持っていますし、過去に他の2.5レイヤーのウエアを持っていたこともありますが、どれもゴアテックス製品と比較して特に劣る印象を持ったことはありません。 とはいえ、質問者さんの使用状況で激しく結露するというのは紛れもない現実ですから、別のレインウエアに換えることを考えた方が良いでしょう。 ちなみにパタゴニアは、「性能に満足できない場合」は返品できます。もちろん正規店で購入していることが前提ですが、それなりに使用した後でも全額返金してもらえるので、カスタマーサービスに問い合わせてみてください。 私も理由は違いますが、購入後3年も使用していたものを全額返金してもらったことがあります。 さて、結露の原因ですが、はっきりとは判りません。 半袖のシャツの上にレインウエアを着た場合は当然結露しやすくなるのですが、本質問では長袖シャツを着ているようですし、コーティング系の素材が結露しやすいということも基本的にはありません。 むしろコーティング系の素材は親水性の無孔膜なので、透湿性能の範囲内であればゴアテックスなどの多孔膜系の素材より結露しにくく快適性が高いですから。 まあ、単純にトレントシェルの透湿性能が低い、という可能性の方があるように思います。 パタゴニアのラインアップの中では、トレントシェルはハードユースよりどちらかといえば街着としてのファッション性を重視したモデルのようですから、少し透湿性に劣る素材を使用してコストを下げている可能性はありそうに思います。 同じ2.5レイヤーでも、ハードユースならレインシャドーという定番モデルがありますのもね。 パタゴニアの場合は、同じH2Noという名称であっても、どれも「同じ素材」である保証はなく、高価な3レイヤーモデルと安価なモデルで実はまったく異なる素材を使っているのかもしれません。コロンビアなんかにも同じことがいえますが。 まあ私はトレントシェルにも不満は感じてないのですが、それは完全防水but透湿性ゼロのウエア(モンベルのハイパロン)を着ていた時代が長かったからかもしれません。あれに比べれば現代のはどんなものでも天国ですから。 当時の「体から出る水蒸気が全て水になって戻る」レインウエアでは、森林限界を越えた標高で3時間雨の中を行動すれば、マジに生命の危機を感じました。体温が35℃を下回ったことも一度や二度ではないですから。 今から思えば「あの頃の俺は化け物」と思うくらい体力があったにも拘わらず、です。 それに比べれば、現代のレインウエアは曲がりなりにも透湿はしているわけですし、ゴアテックスでも雨の中を行動していれば結露はしますから、ぶっちゃけ風雨の中を6時間行動したらゴアテックスでもトレントシェルでも、そう大きな違いはないです。 ただ、この差を大きく重要と考えるか大勢に影響はないと考えるかは経験や体力によって大きく変わってくるので、不安と思うなら少しでも性能が良いウエアに替えた方が良いと思います。 「不安」は大きいです。 行動中「不安」を感じるとアドレナリンが大量に分泌されて体力を余計に使いますから、同じ体力の人が同じ状況に遭遇しても、経験の度合いによって体力の消耗度が違い、それが生死を分ける、ということは十分にあり得ます。 ですから、取り除ける「不安要素」は極力取り除くべきでしょう。 で、替える対象ならやはりモンベルのストームクルーザーがベストだと思います。 必ずしもゴアテックスがベスト、というか唯一の選択肢、というわけではないのですが、経験を積めば用途に最もマッチした安価なモノを選べるようになるとは思いますが、あらゆる状況、あらゆる用途に一番間違いがないベターな製品と言う意味では、これに勝るものはないです。それもダントツに。 多分、日本の登山人口の9割の人にとっては、ストームクルーザーさえあれば他の製品は存在価値がない、とまで思えるほど優れた製品だと思います。 私は多分、もう買いませんけど。(以前は持ってた) あまりにシェアが高いので、山小屋などで間違われるのが嫌で。 でも欠点はそれくらいです。 沢とか岩をやるようになれば、違う選択肢を選ぶようになると思いますが、一般ルートのハイキングから縦走までは価格、重量、機能の何をとってもこれがベストスペックです。 ちなみに私はゴアテックスやH2Noだけでなく、ベルグテック、ブレステック(オンヨネ)、ドライテック系、スーパーハイドロブリーズ(モンベル)等の使用経験がありますが、ベルグテックとドライライトテックばはっきりと透湿性が劣ると思いますが、他はどれも大差ありません。 むしろ多くの場合、ブレステックアドバンスの快適性が非常に高いと感じています。ゴアテックスが結露で内側がびっしょり濡れる状況になってもブレステックアドバンスはサラサラだったことが何度もありますから。 にも拘らず、ストームクルーザーを推しますけどね。
その他の回答 (2)
- gti-driver
- ベストアンサー率30% (18/60)
今後も使い続けるのは勝手ですが、シビアコンディションに陥った場合、そのウェアはまず確実に使用者の命を奪いかねませんか。 話を聞いた限り、そのウェアの性能はレインウェアとしての使用は不可能に思います。 レインウェアは命を守る砦ですので、信頼を置ける物を購入した方がいいです。 使っていて不快ではないですか。自分なら絶対に長期縦走になど使いません。
お礼
gti-driverさん ご回答ありがとうございます。 >レインウェアは命を守る砦ですので、信頼を置ける物を購入した方がいいです。 おっしゃる通りですね。 現在使用していて、日帰りの一時的な雨などには 十分対応できると思いますが、 宿泊を伴う山行での使用には不安を覚えました。 今後は他の商品も調べながら、検討したいと思います。
- ShowMeHow
- ベストアンサー率28% (1424/5027)
ゴアじゃないのにこの値段? このうち、いくらがSeaShepardに行くんだろう? は関係ないにして、 レインウエアはゴアが一番です。 シームの数や場所を考えてあるものが良いです。 結露にせよ何にせよ、中がぬれては雨具として 機能していないと思います。 縦走にはもってのほかだと思います。 ゴア製品を購入されることをお勧めします。 個人的には、ストームクルーザーがお気に入りです。 私も、ストームクルーザーを使い続けています。 (3代目) http://www.morgenrot.jp/info/climbing/rain_gear01.html
お礼
ShowMeHowさん ご回答ありがとうございます。 また、ゴアテックスについての 参考サイトも教えていただき、 ありがとうございます。 パタゴニア社とSeaShepardの 関係は有名ですが、 フリースやアンダーウェアなどの 山道具の機能性・信頼性の高さに惚れ込み、 定番のレインウェアである トレントシェルジャケットにも 興味を覚えて購入しました。 (定価は高いですが、セール時に 30%OFFで購入できました) 今後はアドバイスいただいた、 ストームクルーザーの使用も 検討してみます。
お礼
Jagar39さん ご回答ありがとうございます。 丁寧にご説明いただき、大変助かりました。 Jagar39さんの他のご回答も よく参考にさせていただいています。 今回使用したのはGW後半の連休で、 奥秩父をテント泊の3泊4日で縦走してきました。 歩いた日程のほとんどが悪天候で、 行動中かなりの間トレントシェルジャケットを 着用していました。 当時はこんな状況でした。 天候:曇りまたは雨(豪雨) 気温:10℃程度 風速:5m/秒程度、悪天候時は15m/秒程。 服装:モンベル ジオラインLW ラウンドネックシャツ モンベル ウィックロンジップシャツ パタゴニア トレントシェルジャケット この装備で行動していて特に暑いとも寒いとも 思わなかったのですが、トレントシェルジャケットの 結露がひどく、シャツが濡れて体を冷やしてしまいました。 行動中はアンダーをこまめに着替えたり、 暖かい物をとりながら、なんとか歩き通しました。 結露は行動10分程度で発生し、1時間も歩くと 裏地がびしょびしょになってしまいます。 その後晴れた状況で使用したり ジッパーを開けた状態で行動しても、 ほぼ同じ結果になっています。 私が汗かきなのも原因かも知れません。 私も中学・高校時代にハイパロンの レインウェアで自転車通学をしていましたが、 あの地獄のような蒸れっぷりよりは 確かにだいぶマシですね(笑) (今思うと、夏は着なかった方が快適だったかも) レインウェアについては、 「ストームクルーザー」の方が 現在よりも快適、安全な状況で行動できると 思いましたので、購入したいと思います。 ありがとうございました。