既に回答がありますが、過去の話も含めて回答します。
昔は、パソコンの日本語ワードプロセッサというと、J-FEP(日本語フロントエンドプロセッサ/現在のIM)でした。何せ、日本語文字入力は、ワープロソフトでしか出来ないか、Configファイルを変更して、DEVICEを追加する必要があり、OSだけで優秀な推測日本語変換はできなかったり、そもそも2バイトの日本語文字自体の入力ができないケースもありましたからね。
そういう、今となっては遙か昔の環境(DOS時代以前)なら、ワープロの一部にATOKやVJEなどの日本語変換機能がありましたので、ワープロソフトの機能だったのです。当時は、他にもいくつかのFEPがありました。今のようにMS-IMEがOSのアプリケーションの全てを管理する時代ではない頃の話です。
Windowsでは、文字の入力をMS-IME(Microsoft-Input Method Editor)及び、ATOKなどOS標準の入力APIにセットアップしたものが、全てのWindows上のアプリケーションで利用できます。即ち、文字入力とその変換だけなら、MS-IMEやATOK、Google IMEといったIMだけで行われるのです。
そのため、現在の環境下では、既にワープロソフトで日本語変換を行うことはありません。
ただし、MS-IME2003以前とMicrosoft Word 2003以前の組み合わせでは、Natural Inputと呼ばれる自然言語変換機能が付加機能として使えるようになっています。
では、ワープロソフトとは何かというと、文書作成ソフトのことです。
段組をしっかりと作り、文書を入力する場合などに使います。もちろん、表の挿入や、文字の大きさの変更、網掛けなど多彩な入力が可能で、表計算ソフト、図形ソフトなどと連携する機能を持つソフトもあります。
文書の作成と印刷に特化しており、メモ帳などと違って、大きさや1ページの文字数、文字の間隔、開始位置なども自由に調整できるのが特徴です。
まあ、ワープロソフト(Wordや一太郎など)を使わなくとも、最近はExcelなどの表計算ソフトや、PowerPointなどのプレゼンテーションソフトなどでも、ワープロソフトに近い文書の作成やそれ以上の自由度を持った、画像入りの文書作成なども可能ですが、ワープロソフトの方が便利な機能があるとすれば、文字を綺麗に整列でき、字間も綺麗に整えられ、自動、手動での校正が行え、段組が組めることです。
お礼
有難うございます。 IMEは日本語(文字、単語、記号)を入力するソフトで、 その入力された物を加工するのがワープロソフトですね。