質問者様は、「為替」について、どの程度の知識をお持ちでしょうか?
10年前の円ドルレートは、いくらだったでしょうか?
という質問に答えられないならば、
ドル建て商品に手を出すべきではありません。
お子様の学資は、夫様が生きていても、亡くなっても、
必要なお金を確保するための商品です。
従って、「減る」リスクは避けるべきです。
もちろん、100万円貰う予定が80万円になっても問題ない、
それよりも100万円が120万円になる夢を見たい
という余裕があるのなら、話は別ですが……
というように、理解でない商品を買うべき(契約すべき)では
ありません。
(Q)他社商品と比べて優れているのか
(A)これは、何を基準にするか、という問題です。
例えば、車で、スピードを競うならば、レース用の車が優れていますが、
実用的とはとても言えないです。
見方によって、同じ物が全然違うものになってしまうのです。
車は目に見える商品ですから、選択を間違うということは、
まず、起こりません。
一般の方が、バスを買うなんてことは、ありえないのです。
でも、保険は、目に見えない商品なので、それが簡単に起きてしまいます。
だからこそ、まずは、何が必要か、ということをはっきりとさせることです。
お子様の学資は、必要です。
しかも、夫様が生きていても、亡くなっても、必要なのです。
学資保険は、お子様が一定の年齢(一般的には18歳)になったとき、
夫様が生きていても、亡くなっても、
同じ金額が受け取れるという商品です。
だから、将来の見込みがとても立てやすい便利な商品です。
となると、後は、戻り率が良いかどうか、ということが
重要な商品です。
この商品に関しては、ソニー生命とアフラックの2社が横綱級です。
また、低解約払戻金型終身保険などを学資代わりに利用しよう
という紹介も数多くありますが、払いこみ期間中の
中途解約が不利であることなどを考えると、
学資に関しては、上記の2社にするのがもっとも妥当でしょう。
会社としても、大きな会社なので、破綻などの問題が起きにくい。
医療保険は、色々な会社が色々な商品を出していますが、
基本は、目的に応じた商品を選ぶ、ということです。
つまり、医療保障が目的ならば、それだけの目的に絞るべきです。
医療保障が目的なのに、死亡保障があるとか、お祝い金があるとか、
目的外の物が付いている商品が数多くあります。
色々な保障を付ければ、それだけ保険料が高くなります。
それらを支払う余裕があるのならば、良いのですが、
例えば、夫様が亡くなったとき、払い続けられないとなると、
ただでさえ夫様が亡くなって大変なのに、
お子様の医療保障までもなくなる……というダブルパンチに
なりかねません。
保険はリスクを軽減するための商品なのに、
ひとたび大きな問題が生じると、リスクが増すというような
商品選びは避けたいところです。
また、ネットで検索すれば、○○でNo.1とか、
色々な情報が飛び込んできますが、鵜呑みにしないことです。
誰に聞いても、ポルシェは素晴らしい車だと言うでしょう。
でも、質問者様にポルシェが必要ですか?
他人がNo.1だとか、素晴らしいという商品が、
質問者様にとってもNo.1であるとか、素晴らしい商品である
という保障は、何処にもないのです。
基本は、一つ。
どのような保障が、どうして必要なのか、
ということをはっきりとさせることです。
良い相談相手とは、それにしっかりと答えてくれる人です。
「どうして、そうなるのですか?」
という質問を繰り返して、すぐに、返答に窮するような人ならば、
相談相手として、NGです。
「それは、こうだからですよ」
という答えがしっかりとできる人にしましょう。
例えば、医療保険で言えば、
幼児の入院費は公費負担です。
ならば、なぜ、幼児に医療保険が必要なのでしょうか?
この問題に質問者様が納得するような答えを出せない
担当者ならば、NGです。
お礼
お察しのとおり、あまり外貨には詳しくありません。もう少し考えてみます。ありがとうございました!!