kikumaroと申します。
…すみません…詳しくは素性を明かすことは出来ませんが、『専門家』として答えさせていただきます。
結論から言わせていただきますと、送ることは『可能』です。
ただし、郵便局員の説明したことも、あながち間違いではありません。
『衣類』を折る場合、日本で来ていた『中古』の衣料品に関しては、現地税関にて『害虫対策』から『検疫所』に送られるときがあります。実際、オーストラリアとか、ニュージーランドとか、『島国』ではかなり厳しい検査を実施しています。
オーストラリアに日本で使用していた衣類を送った人の荷物が、検疫所に入ったことがあります。理由はその中に『水着』が入っていたから。
実際、イギリスに送ることが出来ないものとして指示されているものの中に、『中古』があります。
下着類を含めて『中古衣料』に関しては、世界中、どこの国(当然日本も含めて)も、厳しく検査をいたします。
『新品衣料』はどうか?
今度は『課税検査』で問題になります。
やっぱり、世界中どこの国も『繊維産業』に関しては、ある種、『保護』を目的として通関検査をいたします。
どのようにやるかというと…
1)生地の質
2)刺繍がある・なし
3)刺繍がある場合の『糸』の種類(金糸である…とか)
このようなもの(本当はもっと細かい)全てを考慮して、課税額を決定するわけです。
税関職員も『人間』ですから、人によって検査が厳しかったり、甘かったりと色々です。だから同じ物を送っても、課税されたり、されなかったり…と色々です。
だから、税関は基本的に全ての荷物の箱を開けて検査をすることが前提ですが、記入がしっかりしているものや、関係書類がきちんと添付されているものに関しては、『甘い検査』になることもあります。
〉内容物を「衣類」と表示しなければ通るのでしょうか。
に関しては、きちんと記入をして下さい。
箱を開けて検査をして、あとで荷物を詰める時に『トラブルの元』となりかねません(記入されていないものがその中に入ることは無いから)。
ところで…
『教えてgoo』の中では、何故か海外に荷物を送るときにはSAL便を勧める方が多いように感じますけど…
SAL便の荷物番号、あれって、イギリスとアメリカに送るときには、何の役にも立たないってご存知ですかねェ…
イギリスとアメリカでは、『単なる小包』は『無記録扱い』、すなわち『葉書』と一緒の扱いなんですよ。
だから、荷物が届かない!なんて時には、探しようが無いんですね。
私からすれば、やめておいた方がいいと思うんですが…
私だったら、保証の面からもEMSの方がいいと思います。
それと…#1の方が記入されていましたけど…
日本の税関に問い合わせても『無駄』です。
税関は、国によって税率も違うし、その規制内容も違います。
『送ること出来ますか?』と聞いても、『出来ますよ』と答えるだけです。
それにJETROですけど…
あそこは、手続き的なことは教えてくれますが、現地税関の内容までは教えてくれません。
ついでに、英国大使館。
問い合わせても、やっぱり無駄です。個人の問い合わせには応じません。大使館業務の主な目的は『自国民の保護と相手国との折衝』にあるわけですから。
とりあえず、参考にしてみて下さい。
お礼
懇切丁寧なお答えを有難うございました。なぜ衣類が問題になるのか納得が行きました。アドバイスを頂いた通り、EMSで内容を正確に表示して送ろうと思っています。こうしたアドバイスによって、如何ほど安心を与えられるものかを教えられました。ご親切には感謝の言葉もありません。 因みに、英国大使館に問い合わせた時は、ご指摘通り www.hmce.gov.uk/ を見るようにと指示されただけでした。まるで埒があきません。