ありますよ。
私はあなたのお母さんよりも年上くらいの年代の者ですが、そういう友人がいました。
小学校からの付き合いで「私達親友だよね」って言い合ってた仲です。
遊ぶのも勉強するのも一緒で本当に大好きな友達でした。
悩みごとも何でも相談しあって一緒に成長しました。
中3になって間もない頃、彼女のお母さんが事故で急死する不幸がありました。
私は自分の事のように悲しんだし熱を出してしまってお葬式に行けなかったほどショックでした。
お母さんの死をきっかけに彼女の家族は後に一家離散状態になりました。
その間もずっと私は彼女を支えたいと思ったしできる事は少なかったけれど友達として付き合ってきました。
とても耐え難い困難だったけれど、彼女はそれを乗り越え大人になり結婚して幸せをつかみました。
私もまた結婚して家庭を持ちました。
それだけの長い付き合いもありいろんな経験をしてきたけれど…。
なぜだか彼女の前では素になれない自分がいつもいました。
私よりもずっと苦労を重ねてきた彼女。
でも私よりも優秀でもあったし、家庭の事情で大学進学はかなわなかったけれど優良企業に勤めそこでの成績も優秀。
常に優しさ冷静さも忘れず、困難の乗り越え方からして「完璧」だったのです。
かなわないなあ、という思いをいつも持っていました。
いつもどこか距離を感じていたんです。
でもリスペクトできる友人がいるって素晴らしいことですよ。
あなたは彼女の良いところをお手本にして行けば良い。
でも自分は自分。自分の良いところも認めて行けば良いのです。
受験を乗り越えられたのはきっと彼女のような友達がいたからでしょう?
大変さを共有できて切磋琢磨できた経験はいつまでも変わりません。
別の部分での共感や共有をできる友人はまたこれからでもできます。
友人関係は「良いとこ取り」をして行けば良いのではないでしょうか。
一から十まで全部わかりあう必要もないと思います。
お礼
私もそんな感じです。 たまにはイラッとする人と一緒にいる方が気が楽で、楽しいんです。笑うときも思いっきり笑える。 人間って不思議ですね。