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学者?
学者の仕事ってのは、政府によって、給料をもらっているのですかね? また、どこの機関に所属しているのですかね? 研究機関に所属している人達は研究者っていうじゃないですか。 また、大学の教授だったら学者なんていわなくて、教授っていうじゃないですか。 この人達を総称して、学者っていうですかね? でも、テレビとかでは、古代物理学者とか、なんたらかんたら学者とかで、紹介されているじゃないですか。 この辺の定義をおしえてもらえてもらえないですか? また、学者になるための一般的プロセスをおしえてください。 あと、物理学者っていう職業はあるのですかね? よろしくお願いします。
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「学者」を辞書でひくと「学問・研究を専門とする人」とあります。なので、おっしゃっているような全部をひっくるめた言い方で「学者」で良いと思います。 そう言う意味では大学の場合は必ずしも「教授」だけではなくて「助教授」も入るでしょう。「助手」までいくとあんまり学者とは言わないですね。 また国の研究機関も存在します。「国立~センター」とか「国立~研究所」などという機関です。ここの研究員は公務員ですから、国からお金をもらっています。 ただ最近ではこれらの独立行政法人化が行われており、その場合は純粋な国家公務員ではありません。 学者になるためには、これらの機関に「就職」すればよい訳です。具体的には、大学~大学院に進んでそのまま先生を手伝って教授への道を歩むか、研究機関の場合は大抵どこかの大学の研究室とパイプがありますので、そこから推薦してもらって就職するのが一般的でしょう。 従って「物理学者」になりたいのであれば、大学の物理専攻から院に行って教授になるか、○○物理研究所みたいなところに就職すればよいのです。 但し物理といっても色々範囲は広いですが。
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- MinmMinm
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学問分野によって多少事情が異なるだろうと思うし、回答の都合上、ご質問の順番が若干前後しますが、許してください。 >学者になるための一般的プロセスをおしえてください。 人文系の場合で回答してみますね。 その前に、わたしは普段、「研究者」という言葉と「学者」という言葉とを、ほぼ同義に理解してる者であることをお断りしておきます(^^) 「学者・研究者」だと "世間一般から認められる" には、専門の研究誌に論文が掲載されたことがあるかどうか、が目安だと思います。(研究職員などを職業的な意味合いで「研究者」と称すような例を除く。) で、専門の研究誌に論文を採用&掲載してもらうには、その研究誌を出している「学会(研究機関)」に所属している(学会員である)必要があるかと思います。 ある学会の学会員になるには、その学会の定めた条件を満たす必要があります。その条件は、学会によって(当然)異なり、○○大学卒業者オンリーなど、特別な資格を問われる場合もあれば、入会金さえ払えば誰でも所属できる場合も少なくないようです。 (つまり、いずれかの学会の学会員になったからといって、即、「学者・研究者」になったとは "認められない" です。) >この人達を総称して、学者っていうですかね? 「学者・研究者」が「教授」をしている場合が多いかとは思いますが、民間人(特に学術論文発表等の経歴は持たないが、世間でエキスパートと認められている人)を教授として招く場合もあるでしょうから、「教授」=「学者・研究者」とは言えないんじゃないでしょうかね。 うまく言えないけれど、 「教授」というのは、その人の「職業身分」(=収入を何で得ているか&職責)を指して言うもの。 「学者」「研究者」というのは、(「職業:学者」みたいな言い方はあるものの)収入の有無に関わりなく、ある学問分野でのその人の「立場」(業績、及び、世間での評価)を指して言うもの。 ではないでしょうかね~。 余談ですが、「アマチュア研究者」(上で述べた「研究者として認められる条件に該当しない人」)の中にも、多くの知識・業績を持っておられる方が少なくないのも、また、世間一般の認めるところですよね。 厳密に定義し分けるのでなければ、わたしは、彼らもまた学者・研究者と呼んで差し支えない方々だと思っています(^_^)
お礼
非常に参考になりました。 ありがとうございました。
- orimoto
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学者をまともに解釈すればDEMERARA151さんのようになるのですが、その他に(日本特有の慣行として)、”まともな”組織をはづれた自由業の識者を呼ぶ呼称にも使われていると思います。例えば、前東大の先生で、いまはフリー業としてTVなんかに出ている某氏は、国際経済学者なんてタイトルがついてます。 大体日本は、なんかの”まともな”組織に属してないと、信用が出ないシステムというか文化ですから、余程のことがない限り、「XXX学者」という呼称は、うさんくさく見られますよね。「XXX評論家」と似たようなものです。 こうした風潮は、個人の専門性を重んじるトレンドと相容れないところがありますから、これからは変わっていくとおもいますが。歴史に残る経済学者のケインズは、株に明け暮れていて、どこの大学の教授でもなかったし、経営学者のドラッカーだって、クレアモント・カレッジなんて、聞いたこともないですからね。 トム・ピーターズが言うように(『サラリーマン大逆襲作戦』TBSブリタニカ)、これからは「個人ブランド」の時代になるのかも。
お礼
お金がないと、個人的な学者にはなれそうにないですね。 個人の学者には一般市民以下である自分はなれないですね。お金をもうければ別でしょうが、 非常に参考になりましたありがとうございました。
お礼
非常に参考になりました。ありがとうございました