サッカー大好きのおっちゃんです
単純に言って「実力」と「戦術的な問題」でしょう。
まず、昨シーズンの成績(リーグ戦)ですが
29試合4得点
そして代表各選手の成績ですが
永井:27試合3得点
山崎:19試合4得点
大迫:25試合5得点
これだけを見て「なんだ。小野と大して変わらないじゃないか」と思うでしょう。
でも、逆に言えば「他の選手と大して変わらないから」呼ばれないんですよ。代表に。
成績だけを見れば「どんぐりの背比べ」に見えますが、その実それぞれタイプが違います。
永井:50Mを5秒台で走る圧倒的なスピード
山崎:切れのあるドリブルでの突破
大迫:安定したポストプレーと、左右両足、ヘッドと大きな欠点が無い安定感
上記でお分かりのようにそれぞれタイプが違い、関塚監督はキッチリと使い分けています。
先発:大迫
裏のスペースがある時の先発、スーパーサブ:永井
スペースが無い時の戦況打開:山崎
ここ最近の試合での多くがこのパターンで起用されています。
この3人と小野を比べると特徴的には山崎とかぶります。そしてリーグ戦の成績も同程度。
では何故「小野」ではなく「山崎」なのか?
本当のところは関塚監督本人に聞いてみなければわかりませんが、私が思うに「代表での実績」でしょう。一番の違いは。
病気・怪我等でところどころ離脱していますが、山崎は出場した各年代の代表による国際大会で目覚ましい活躍をしてきました。得点王だったり試合中のハットトリックだったり。。。
小野も各年代の代表に呼ばれていますが、山崎のような「実績」はありません。
それが一番大きいのかと。
やなり「大舞台での実績」って大きいと思いますよ。選考理由としては。
ましてや同タイプの選手なら尚更でしょう。登録できる人数には限りがありますからね。
ただ、そうは言っても小野が山崎に著しくクオリティで劣っている訳ではありません。
実際、小野が山崎の代わりに召集されたとしても何の不思議もありません。
なので今シーズンのリーグ戦前半で目覚ましい活躍を見せれば「もしかしたら」があるかも。
ただし、現実はシビアですよ。
ロンドン五輪まではもう僅かです。
でも「あきらめたら」そこで終わりですから、小野には最後まで頑張って欲しいですけどね。
何と言っても横浜の下部組織が育てた「最高傑作」の呼び声高い選手ですから。
お礼
回答ありがとうございます。 >横浜の下部組織が育てた「最高傑作」の呼び声高い選手ですから。 ですよね~。なんか生え抜きってやっぱロマンを感じます。 さまざまなことを解説していただき、とっても勉強になりました。あろがとうございました。