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食事が苦痛!胃の問題と精神的影響について相談
- 胃もたれや胃酸過多の症状で胃腸科に通院中。体重が落ち、食事を気にする精神的な負担も。
- 食欲増進のお薬を服用した結果、食事量が増え、経験のない感覚に戸惑う日々。
- 食生活が胃に悪いのか、空腹や食欲は精神的な強迫観念なのか、食べ過ぎはどの程度か疑問。
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全然バランスが取れていません。バランスが良いというのは独りよがりの思い込みに過ぎません。全然食事の中身が無いので、完全に栄養失調に陥っているのが現実です。本人だけが食事をしているつもりでも、現実には食事になっていない。栄養が取れていないと身体は消化酵素を合成することができずに、何を食べても消化できずに腹をこわしたり、胃もたれしたり、様々な不調の症状を起こします。場合によっては食事そのものが恐怖の対象になってしまう。ますます栄養がとれなくなる。悪循環の見本です。 消化酵素の話をしましょう。消化酵素は数え切れないぐらい多くの種類があって、それぞれ一つの種類の消化酵素の仕事はあらかじめ決まっていて、流れ作業で食べ物を消化していきます。野球に例えるとピッチャー、キャッチャー、ファースト、セカンド、、と守備範囲が決まっているのです。野球だと場合によっては臨機応変にピッチャーがファーストベースに入って打者をアウトにするといったプレイをするのですが、消化酵素は全く融通が利きません。ピッチャーは投げるだけで、頑としてマウンドから動こうとしません。ファーストも同じでファーストベースから動こうとしません。要は自分の出番が来たときしか働かないのが消化酵素です。他の消化酵素がフル回転で大忙しに働いていても知らん顔で何もしません。自分の出番が来たら教えてねとすましています。 消化酵素はたんぱく質の一種です。じゃあたんぱく質を食べていれば何も問題ないじゃないか。そうはいかない。たんぱく質は約20種類ほどのアミノ酸で構成される高分子有機化合物です。いわばアミノ酸が部品で、たんぱく質は製品という関係にあります。人体はたんぱく質を多くの消化酵素の分担でアミノ酸に分解して取り込んで、またたんぱく質を合成しなおすという作業を繰り返しています。ところがたった一つの部品が足りないだけで設計図どおりのたんぱく質を作ることができない。 例えば、ある消化酵素を合成する為にA,B,C,D,Eという部品が必要だとします。ここでA,B,C,Dだけがいくら足りていてもEが足りないと、結局消化酵素を作ることができない。そうなるとピッチャーがいない野球チームみたいなことになる。誰もピッチャーの代わりをしようとしないのだからどうにもならない。それでは試合になりません。すなわち試合放棄です。100回やって100回とも負けることになる。 貴方の胃がやっていることがピッチャーのいない野球チームと同じことなのです。 そして消化酵素はあるだけでも駄目です。消化酵素に仕事をさせるには、消化酵素を活性化させる必要があります。その役目を果たすのがビタミン、ミネラルといった栄養素です。これが使い捨ての消耗品で、一度取ったらそれでよしとはいかない。切れやすい電球のようなものです。ちょっと使うとすぐ切れて使い物にならなくなる。ゴミに出すしかない。 消化という作業は料理に似ています。例えばじゃがいもを料理するとします。水で洗って泥を落す。皮を剥いて皮はゴミ箱に捨てる。中身を食べやすいサイズにカットする。そして鍋やフライパンの調理器具に投入する。時々熱の通り具合をチェックして食べられるやわらかさになったか調べる。 普通の料理は、たった一人の人間がこれらを全部やります。ところが消化酵素はそうはいかない。水で洗って泥を落す係の消化酵素は決まっているのです。じゃがいもの泥を落す係がいないと誰もその代わりをやらないのです。係がいても、活性化しないと働かない。働かないと次ぎの作業工程に移れず、いつまでも泥だらけのままでころがっているだけ。人間なら、しかたがない。じゃがいもを使わない料理に変えようという判断もできますが、人体はそうは判断できないのです。お手上げだ、仕方が無い。丸ごとゴミに捨ててしまえといったことになる。これが下痢です。本当は貴重な栄養があっても丸ごと捨てられてしまう。これでは何のための食事だか分からない。 いくら、たんぱく質を含む食材を食べたといいはっても20種類のアミノ酸が全部含まれていないと摂取したことにならないのです。実際は非必須アミノ酸といって、たんぱく質として摂取しなくても体内で合成できるアミノ酸も存在しますが、その合成機能が万人に備わっているとも限りません。先天性の遺伝子異常やなんらかの病気やなんらかの栄養不足で合成機能がうまくいかない場合もあるのかも知れません。そうであるなら、なおさらいろんな食材を食べて、部品であるアミノ酸を摂取しなければなりません。 冷凍パスタ、かぼちゃ、菓子パン、バニラクッキー。なんでしょう、これは。これで食事をしたつもりでいては困る。どれもたんぱく質をほとんど含んでいない。 人間は、穀類、豆類、魚類、魚介類、肉卵類、海藻類、木の実類、乳製品、きのこ類、芋類、野菜類、果物類を満遍なく、バランスよく、どれも多過ぎず、少なすぎず、それぞれ適量食べれば栄養は充足するようになっています。 栄養素には体内に貯蔵できるものもあるので、必ずしも一食で全種類を制覇しなければならないということはない。しかし一日三食で全種類制覇した方が望ましい。ところが、冷凍パスタ、かぼちゃ、菓子パン、バニラクッキーってなんでしょう。穀類と野菜類しかない。しかも、あまりにも品目が少なすぎる。この中で唯一評価できるのはかぼちゃだけなのですが、それでもかぼちゃにほとんど含まれていない栄養素は一つや二つじゃききません。 穀類、豆類、、、、といろんな食材のカテゴリーを挙げましたが、それぞれ消化酵素の分担があるので、消化酵素が完備していないと下痢や胃もたれなどを起こします。それでは結局のところ、悪循環を脱出することはできない。 パワフルとか量は二の次、三の次だといいたいのです。とにかくいろんな食材をバランスよく食べることです。当初は少しづつでもよい。味付け海苔1枚、ごま一粒、かつおぶし一片、しじみ一個、アーモンド1個でもいいんです。とりあえずは。とにかく品目をバラエティに増やしてください。ビーフステーキなんて食べなくてもいい。米と納豆だけでも必須アミノ酸は全部摂取できるのです。大豆は畑の肉というぐらいたんぱく質が豊富なのです。油揚げ、納豆、味噌、醤油、豆腐、きな粉、豆乳、おから、湯葉、といった食品は大豆加工製品です。三食かかさずとはいわないまでも一日にどれか一つはかならず摂取して欲しい。 最後におまけ。世界一人件費の高い医者が食事のコンサルティングをしてくれるなんでことは絶対ありえませんし、医者は栄養学については素人同然ですから、あてにしないように。
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- DIooggooID
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>内容量280gの冷凍パスタと、かぼちゃの煮付け150g >菓子パン1つとバニラクッキー3枚 この内容を拝見する限り、栄養バランスから見てかなり偏った食生活をしているのでは、 と考えてしまいます。 ※朝食や、夕食で、きちんと相殺されているのかもしれませんが。 せっかく、胃腸科を受診なさっているのですから、どのような食事をすべきかを 先生と相談してください。
お礼
お礼すべきところを、補足質問にしてしまいました。すいません。
補足
回答ありがとうございます。 一回の食事で一般男性並みに食べることができないため、一日に複数回食事をしています。朝は玉葱を乗せた鮭のバター焼きと白米、その後、水や牛乳を飲んだり、みかんを食べたりしました。普段の日も発酵食品や乳製品、野菜や果実、肉や炭水化物、水分をバランスよく食べるように心がけています。 神経質で心配性なので食品のカロリーを細かく計算したり、栄養素を調べたりしてしまいます。 暇があれば栄養素や健康に関するサイトを見てしまいます。 ここまで気にしていながら、体に悪い食物ばかり食べてしまう日もありますが…。 主治医の方もお忙しいので、長々と相談することができなくて、二週間に一回ある診察の日を楽しみに、日々頑張っています。 …女々しくてすいません。
お礼
回答ありがとうございました。