またまたANo.1の者です。^^;
私自身は、バイナリーオプションはなかなか面白い金融商品だと思っています。
しかしながら、本来の「オプション取引」というものの仕組みを知っている者は、「当たれば倍率分だけ払い戻し、外れたら購入金額全額没収」とか、「買いエントリー、期日までに転売決済か期日に清算価格との差額で決済」というパターンの取引しかできない金融商品に「オプション」という名前がついていることに違和感をおぼえると思います。
ただ、私が知る限りでは、国内では唯一「売りエントリー、買戻し決済」のパターンの取引ができるバイナリーオプションを扱う業者として、IGマーケッツ証券があります。
しかしこれも、デモ取引画面で確かめたところ、コールオプション(原資産を買う権利)の売買しか取り扱っておらず、プットオプション(原資産を売る権利)の売買は取り扱っていないようです。これは、オプションの売り戦略を中心に取引する者にとっては、実質的に相場の下落または停滞局面でしか勝負できないことになります。
これらのことを総合して考えると、明らかに「顧客には儲けさせたくない」という意図がFX業界全体に浸透しているような感じがします。この業界の体質に立ち向かうには、今のところ、「小さな波は大きな波の中に吸収される」という考え方の下に、長期トレンドが明確に認められる通貨ペアでFX取引をすることが最も手堅い戦略であるように思います。
お礼
そうなんですよね。バイナリーオプションには「勝てる」感じがないんですよね。これでは先々伸びないのではないか、と思います。 ありがとうございました。