まず、ミリ規格とインチ規格がある。
一般的なものならミリなら6mm、インチなら1/4インチ(だいたい6.3mmくらい?)
インチ規格のノブなら、シャフトのインチ、ミリ問わずに使える。
ミリ規格だとインチシャフトに入らない。
ちなみに1/8シャフトとか特殊な径もあるので注意(ギター用にはまず使われないが)
次にシャフトの形状。それなりに種類がある。
・ソリッドシャフト。ただの丸棒で、上部に切込みが入っているものがある。
ノブは芋ネジなどで固定するものが一般的に使われる。
・スプリットシャフト。シャフトの真ん中が半分に割られ(無いこともある)、外周にギザギザがある。恐らくギターで最も多い形状。
ノブはスプリットシャフト用のものがあり、それが使われる。抜けにくいよう多少きつめに作ってあることが多い。また、芋ネジなどでの固定も可能だが、シャフトが曲がる可能性がある。あと、ネジでの固定ではないため、インチノブをミリでは使わないように。ちなみにその逆なら使えることもある。
・Dシャフト。ワウのポットを交換したことのある人なら分かるかもしれないが、それ。D型のソリッドシャフト。
芋ネジで固定するものならだいたい使えるが、専用のD型シャフト用ノブも存在する。
・ナイロンシャフト。ナイロンで出来ている。
芋ネジも使え、強引にスプリットシャフト用のものも差し込める。
・シャフトありません。文字通りシャフトがないのである。アンプのバイアス調整用とかに使われ、ギターには使われないと思いきやスプリットシャフトのノブを引っこ抜こうとしたがあまりに硬く、強引に抜いたらシャフトが抜けてしまったという現象で日々その数を増やし続ける。
気おつけよう。