基本的に、『排気漏れ』の場合は車検にはとおりません。
これを前提として…
車両検査時には車体の下回りを検査する項目があります。
エンジンオイルが漏れていないか、ブレーキオイルが漏れていないか、シャフトブーツが破れてグリスが漏れ出していないか、ボルトが緩んでいないか…。
そして、『排気漏れ』をおこしていないか。
マフラーの状態がどの程度なのか分かりませんが、亀裂にしても、穴が開いているにしても、『パテ』はあくまでも『張りぼて』です。
使用しているパテの種類にもよりますが、一般に市販品として販売されている『マフラー補修材』では、耐熱性・経年劣化耐久性はかなり問題があります。
また、アクセルを踏み込んで、高い排気圧力がかかった時にははがれる恐れがあります。
したがって、ユーザー車検時には絶対にとおりません。
しかし、もしディーラーの担当者や民間工場担当者と仲がいい場合は、ディーラー系の陸運事務局認可工場や民間の認可工場で車検を受ければいいのではないでしょうか?
認可工場の場合は、車両検査はその工場で行い、陸運事務局には書類提出で終わりだからです。
ディーラー担当者に、『今度(マフラーを)換えるから』と言って、その場限りの車検を通してもらう方法もあります。
『事故車』で、『チャタリング』などで問題がある車両でも、ごまかして通してしまう時もあるくらいですから…
でも、この方法はバレたら『認可取り消し』になるのであまりやりたがりませんが…
以上から、基本的には絶対にとおらない項目である事は確かです。